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伊代表“シンデレラボーイ”が語る「このチームはゴッホの絵画のよう。デ・ブライネに挑戦したい」

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MFマッテオ・ペッシーナが意気込みを語る

 イタリア代表MFマッテオ・ペッシーナがEURO2020準々決勝ベルギー戦を前に記者会見に出席し、意気込みなどを語った。

 ここ数年間でセリエCからセリエAへと登りつめ、さらにはイタリア代表メンバーにも選出されたペッシーナ。EUROでは負傷したステファノ・センシに代わっての追加招集だったが、ウェールズ戦およびオーストリア戦で決勝点を挙げ、重要な役割を担った。アタランタMFはエリート街道とはかけ離れた自身のキャリアを振り返ったほか、ロベルト・マンチーニ率いる代表チームをフィンセント・ファン・ゴッホの作品に例えた。

「両親が学業を重視していたので、カルチョよりも学業が常に優先で、試合観戦は勉強した後のご褒美だった。困難はセリエCで出場機会が得られなかった頃に直面した。当時は引退しようとも考えていたよ」

「でも僕はカルチョが大好きだし、一生プレーしていたい。(イタリア代表で)自分が27人目の選手だと感じたことは一度もない。常にこのチームの一員であると感じていた。このチームの素晴らしいところは、(ロベルト)マンチーニのおかげで選手一人ひとりが重要であると感じられることだろう。僕はこのチームがゴッホの絵画のようだと思っている。唯一無二であり、特別で素晴らしいからね。自宅には、『花咲くアーモンドの木の枝』の複製画があるんだ。みんなが気づいたのは今かもしれないが、僕らは常に、自分たちが強いチームであると思ってきた。どこまでたどり着けるかどうかについては、チームの中で話をせず、目の前の1試合に集中している」

 イタリアの次戦は7月2日に行われるベルギーとの準々決勝。ペッシーナは、ポルトガル戦で負傷し、出場が危ぶまれているマンチェスター・シティMFケビン・デ・ブライネや、インテルFWロメル・ルカクに言及した。

「デ・ブライネは近年、世界最強選手の1人であることを示してきた。彼がいない方が僕らにとって良いかもしれないが、僕は彼にピッチにいて欲しい。彼を止められるか挑戦したいからね。ルカクは世界最強の9番。すでに対戦経験があるので、その分は有利かもしれない。しかしポルトガル戦で見たように、彼は相手DFが2、3人いてもプレーできてしまう」

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