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中島翔哉にイタリア、スペイン、日本のクラブが関心…去就決まるのは7月半ば以降と現地紙

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ポルトMF中島翔哉

 元日本代表MF中島翔哉は、去就が決まるのは7月半ば以降と見られるようだ。ポルトガル紙『Record』が報じている。

 セルジオ・コンセイソン監督率いるポルトは7月2日に新シーズンに向けて始動。だが、『Record』によると、今年1月に半年間のレンタルでアラブ首長国連邦(UAE)のアル・アインに送り出されるも2月に脛骨を骨折し、加えて靭帯も損傷する重傷を負った中島は現在ランニングを再開したが、練習に参加できるのは7月半ば以降だという。

 一方、中島が所属元ではなく他クラブで練習に復帰する可能性も。同紙は「4か月もコンペティションから遠ざかっているにも関わらず、選手に近い関係者曰く、ナカジマはイタリアやスペイン、日本のクラブにアプローチされている」と複数クラブが獲得に興味を示していると指摘。だが、本人も彼のエージェントも、ポルトやピント・ダ・コスタ会長の考えを確認できていない限り、ほかとの交渉を控えていると見られているようだ。

 ポルトは2019年夏、カタールのアル・ドゥハイルへ1200万ユーロを支払って保有権の50%を確保し、完全移籍の形で中島を獲得。しかし、コンセイソン監督の信頼を勝ち取れず。自信を取り戻し、キャリアを立て直すためにも送り出されていたとされるアタッカーだが、中東では早々と新型コロナウイルス感染が発覚すると、2試合に出場した時点で大ケガに見舞われていた。

 なお『Record』はポルトへ復帰の可能性については断定せず。「セルジオ・コンセイソンが彼に、おそらく今すぐは難しいとしても、本来の価値を示すチャンスを与えるのかについては様子を見なければいけない」との見解が述べられている。

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