内田篤人のDAZN新企画、初回メニューは「止めて蹴る」。大学生に伝授した“ポイント”は?
インサイドキックを実演した内田篤人氏
7月1日にDAZNで配信スタートした『Atsuto Uchida’s FOOTBALL TIME』最新回で、メインパーソナリティーを務める元日本代表の内田篤人氏が大型プロジェクト「PLAYERS LAB(プレーヤーズ・ラボ)」を始動させた。内田氏自らスタジオを飛び出し、フィールドに立ってプレー解説を行う新たな試み。初回企画では「止めて蹴る」について、大学生に熱血指導を行っている。
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初回企画には芸能界きってのサッカー通として知られる日向坂46の影山優佳さん、ロケ地となった上武大からサッカー部の監督を務める岩政大樹氏とトップチーム選手が参加。Jリーグで圧倒的な強さを見せる川崎フロンターレを象徴するスキル「止めて蹴る」を突き詰めるべく、内田氏がトレーニングにおいて意識すべきポイントを伝授した。
冒頭で「サッカー選手ならみんなやっているんですよ、止めて蹴るは。ただ、(川崎Fは)ちょっと追求の仕方が違う」と強調した内田氏。バックスピン回転のまっすぐなパス、上から叩いてピタリと止めるトラップを実演して見せつつ、「川崎Fとかは特にそうだけど、すごく取り組んでいる。突き詰めている」と力説していた。
続いて内田氏が用意したメニューで実践トレーニングをスタート。まずはY字でのパス回しだ。
このメニューは①の選手が②に縦パスをつけ、②がターンをして斜め前の③(もしくは④)に展開するという流れ。「止めて蹴る」をシンプルに盛り込んだ基本的なメニューだが、内田氏は「ぶつける」と表現する鋭いパスを選手たち要求。「ぶつけていいよ!これトラップできないほうが悪い」と声をかけつつ、選手たちの様子を見ながら「パススピードを意識する、“止める”を意識するだけでもこれだけ質が違ってくるよね!」と鼓舞していた。
続いてのメニューは①が②にパスを当てたあと、①が再びリターンを受け、斜め前に立っている③(④)の選手に鋭いパスを送るというトレーニング。短いパス、トラップ、中距離のパスと、これも基本的な要素が詰まったメニューだ。
内田氏によると、ポジションのイメージは①がボランチかセンターバックで、②がフォワードかボランチ。③・④のウイングに鋭いパスを展開し、攻撃を前進させる意図が込められているようだ。また内田氏は上記のトレーニングに続き、④(③)の選手がさらに動き出しを行う発展メニューも準備していた。
このメニューでは②からのパスがズレたり、③のトラップが乱れたりした場合、スプリント中の④にパスを合わせることはできない。「止まってないからタイミング合わないよ!」「止まんないと次に動けないからね」と高い基準を求めた内田氏は「次のタイミングもズレて、そのあとのタイミングもズレたら、ゴール前の最後のタイミングも合うわけないからね」と意図を語った。
最後のメニューは「3対3対3」。これまでの「止めて蹴る」に加えて、身体の向きやポジショニングも問われる応用メニューだ。
赤チーム・青チームがオフェンスで、中に入る白の3人がディフェンス。オフェンス側は2タッチ以下でつなぎ、白からかわしながら赤チームから青チーム、青チームから赤チームとつなぐ。通常の鳥かごと同様、ボールを奪われたオフェンスチームはディフェンスへ。ここではすぐさま切り替えを行い、プレーを止めずに攻守交代していた。
「さっきやったよね!止める、蹴る、身体の向き、ターン」とテーマを伝えた内田氏は「いい体の向き!いいパススピード!ナイストラップ!」と褒め言葉も交えながら練習を進行。
「相手の動きを見ながら、どこが空いてるのかな、ターンできるのかな、遠いところ見えてるのかな」と意識すべきポイントを挙げた。
トレーニングには、番組内で内田氏からプレゼントされたウェアに身を包んだ影山さんも参加。振り返りのコメントで影山さんが「応用もできるし、守備側の練習にもなるし、これを見て意識してもらえたらいいですね」と締めると、内田氏は「俺が言いたいこと全部言ってくれる。さすがです」と称賛の言葉を送っていた。
『ゲキサカ』ではこの企画に際し、日本全国のサッカープレーヤーから内田氏への質問を募集中。ハッシュタグ「#プレーヤーズラボ」をつけてTwitterに質問を書き込むと、内田氏が選んだ投稿には番組内で回答が返ってくる。また質問が採用されると、お好きなスパイクを1名様にプレゼント。応募期間は7月11日(日)23時59分まで。詳しくはゲキサカ公式Twitter @gekisaka をご参照ください。
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初回企画には芸能界きってのサッカー通として知られる日向坂46の影山優佳さん、ロケ地となった上武大からサッカー部の監督を務める岩政大樹氏とトップチーム選手が参加。Jリーグで圧倒的な強さを見せる川崎フロンターレを象徴するスキル「止めて蹴る」を突き詰めるべく、内田氏がトレーニングにおいて意識すべきポイントを伝授した。
冒頭で「サッカー選手ならみんなやっているんですよ、止めて蹴るは。ただ、(川崎Fは)ちょっと追求の仕方が違う」と強調した内田氏。バックスピン回転のまっすぐなパス、上から叩いてピタリと止めるトラップを実演して見せつつ、「川崎Fとかは特にそうだけど、すごく取り組んでいる。突き詰めている」と力説していた。
続いて内田氏が用意したメニューで実践トレーニングをスタート。まずはY字でのパス回しだ。
※左から右へ
このメニューは①の選手が②に縦パスをつけ、②がターンをして斜め前の③(もしくは④)に展開するという流れ。「止めて蹴る」をシンプルに盛り込んだ基本的なメニューだが、内田氏は「ぶつける」と表現する鋭いパスを選手たち要求。「ぶつけていいよ!これトラップできないほうが悪い」と声をかけつつ、選手たちの様子を見ながら「パススピードを意識する、“止める”を意識するだけでもこれだけ質が違ってくるよね!」と鼓舞していた。
続いてのメニューは①が②にパスを当てたあと、①が再びリターンを受け、斜め前に立っている③(④)の選手に鋭いパスを送るというトレーニング。短いパス、トラップ、中距離のパスと、これも基本的な要素が詰まったメニューだ。
※左から右へ
内田氏によると、ポジションのイメージは①がボランチかセンターバックで、②がフォワードかボランチ。③・④のウイングに鋭いパスを展開し、攻撃を前進させる意図が込められているようだ。また内田氏は上記のトレーニングに続き、④(③)の選手がさらに動き出しを行う発展メニューも準備していた。
このメニューでは②からのパスがズレたり、③のトラップが乱れたりした場合、スプリント中の④にパスを合わせることはできない。「止まってないからタイミング合わないよ!」「止まんないと次に動けないからね」と高い基準を求めた内田氏は「次のタイミングもズレて、そのあとのタイミングもズレたら、ゴール前の最後のタイミングも合うわけないからね」と意図を語った。
最後のメニューは「3対3対3」。これまでの「止めて蹴る」に加えて、身体の向きやポジショニングも問われる応用メニューだ。
赤チーム・青チームがオフェンスで、中に入る白の3人がディフェンス。オフェンス側は2タッチ以下でつなぎ、白からかわしながら赤チームから青チーム、青チームから赤チームとつなぐ。通常の鳥かごと同様、ボールを奪われたオフェンスチームはディフェンスへ。ここではすぐさま切り替えを行い、プレーを止めずに攻守交代していた。
「さっきやったよね!止める、蹴る、身体の向き、ターン」とテーマを伝えた内田氏は「いい体の向き!いいパススピード!ナイストラップ!」と褒め言葉も交えながら練習を進行。
「相手の動きを見ながら、どこが空いてるのかな、ターンできるのかな、遠いところ見えてるのかな」と意識すべきポイントを挙げた。
トレーニングには、番組内で内田氏からプレゼントされたウェアに身を包んだ影山さんも参加。振り返りのコメントで影山さんが「応用もできるし、守備側の練習にもなるし、これを見て意識してもらえたらいいですね」と締めると、内田氏は「俺が言いたいこと全部言ってくれる。さすがです」と称賛の言葉を送っていた。
『ゲキサカ』ではこの企画に際し、日本全国のサッカープレーヤーから内田氏への質問を募集中。ハッシュタグ「#プレーヤーズラボ」をつけてTwitterに質問を書き込むと、内田氏が選んだ投稿には番組内で回答が返ってくる。また質問が採用されると、お好きなスパイクを1名様にプレゼント。応募期間は7月11日(日)23時59分まで。詳しくはゲキサカ公式Twitter @gekisaka をご参照ください。
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