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ミュラー、イングランド戦での決定機逸に言及「そこに訪れた。最後に記憶に残る、眠りを奪う瞬間が」

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ドイツ代表のMFトーマス・ミュラー

 ドイツ代表は現地時間6月29日、イングランドとの決勝トーナメント1回戦を0-2で落としてEURO2020が終了。MFトーマス・ミュラーは翌朝、自身のSNSを更新し、試合の81分の場面を振り返っている。

 この一戦の75分、FWラヒーム・スターリングがゴールを決めてイングランドが先制。すると81分、ドイツに同点のチャンスが訪れる。相手のバックパスを奪ったMFカイ・ハフェルツが前線にスルーパス。しかし、完全に抜け出しGKジョーダン・ピックフォードと1対1となったミュラーが放ったシュートは左へと外れてしまった。

 劣勢から同点に持ち込むことができず。決定機を逸したミュラーはインスタグラムで胸中を吐露。このように綴っている。

「そこに訪れた。最後に記憶に残る、眠りを奪うあの瞬間が。フットボーラーとして目指して働き、練習を重ね、待ち望むあの瞬間。タイトなKOラウンドのゲームでチームを試合に戻して、サッカー国全体を興奮させるチャンスを自分1人が手に握るあの瞬間」

「そのチャンスを与えられ、活かせなかったのはとてつもなく辛い。こういった場面こそそこにいると信じてくれたチームやスタッフ、チームメイト、そして僕たちの監督のことを思うと辛い。だが、特に辛いのは、予兆はよくなかったこのEUROで僕たちを支え、応援してくれたドイツ・ファンたちのことを考えるときだ!」

「君たちのサポートに感謝したい」

 なお、ミュラーはこのメッセージに、その決定機を逸した直後、跪いて頭を抱える自身の姿の写真を添えている。

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