beacon

「マンCはメッシ獲得を発表します」公式マーク付き“Manchester City”のビッグリリースに騒然…巧妙フェイクだった

このエントリーをはてなブックマークに追加

アカウント名はクラブ名に変更されているが、@から続くユーザー名はそのまま ※投稿は削除済み

 FWリオネル・メッシは6月末でバルセロナと契約満了。7月1日以降は事実上フリーになっている。去就の注目が集まる最中、6月30日にはツイッター上ではマンチェスター・シティと名乗る公式マーク付きのアカウントがメッシ加入を発表。ネットは大パニックとなったが、実際はプロゲーマーがアカウント名を変えて行った巧妙な“イタズラ”だった。

 ツイッターの公式マークは、著名人や世間の関心を集めるアカウントをツイッター社が判断し、本物と認証したものに付けるマークのこと。サッカー界でもクラブやサッカー選手、サッカー連盟などさまざまな“本物”のアカウントにマークが付いている。

 そのため、マークが付いたクラブが発信する内容は無条件に信じてしまう人が多い。だが、今回はその心理を突き、巧妙なフェイクニュースが作成された。スペインのプロゲーマー・DjMaRiiOは自身のアカウント名を『Manchester City』に変更。公式マーク付きの『Manchester City』の状態で「メッシを歓迎する」とメッシ加入の一報を投稿した。

 メッシの移籍という超特大ビッグニュースは世界中を駆け巡り、おそらく本人の想像を超える反響があったのだろう。投稿は素早く削除。悪ノリという言葉で片づけられない騒動に発展してしまった。SNSでのフェイクニュースは巧妙さを増しており、情報拡散にはより一層の注意が必要となる。

●ラ・リーガ2020-21特集

TOP