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前回準Vのペルーが4強へ! PK戦までもつれたパラグアイとの激闘を制す

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ペルーがベスト4に進出

[7.2 コパ・アメリカ準々決勝 ペルー 3-3(PK4-3) パラグアイ ゴイアニア]

 コパ・アメリカ2021の準々決勝が2日に行われた。前回準優勝のペルー代表はパラグアイ代表と対戦し、3-3で突入したPK戦の末、PK4-3で勝利。準決勝は5日に開催され、ブラジル代表とチリ代表の勝者と対決する。

 先制したのはパラグアイだった。前半21分、左CKからのこぼれ球をDFグスタボ・ゴメスが押し込む。しかし、ここからペルーが試合をひっくり返した。

 前半21分、右からの折り返しをFWジャンルカ・ラパドゥーラが流し込み、同点弾を奪取。同40分にはラパドゥーラが味方のスルーパスにPA内左で反応し、左足のダイレクトシュートを突き刺した。

 前半アディショナルタイム3分にはパラグアイのG・ゴメスが2枚目のイエローカードで退場を命じられる。数的不利に陥ったパラグアイだったが、後半9分に右CKの流れからファーにこぼれたボールをDFフニオール・アロンソが左足で蹴り込み、2-2とゲームを振り出しに戻した。

 そのまま終盤を迎えると、後半35分にペルーのMFジョシマール・ジョトゥンが左足でミドルシュート。相手に当たってコースが変わり、GKの逆を突く形でネットが揺れた。

 ペルーは3-2と勝ち越したものの、後半40分にMFアンドレ・カリージョが2度目の警告で退場を余儀なくされ、相手と同じ10人となる。同40分にはパラグアイのFWガブリエル・アバロスに同点ゴールを許し、3-3でPK戦に突入した。

 PK戦では6人目までもつれた中、後攻のペルーが4-3で勝利。準優勝だった2019年大会に続き、2大会連続でベスト4進出を果たした。

●コパ・アメリカ(南米選手権)2021特集ページ

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