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38歳アウベス、東京五輪優勝とカタールW杯へ強烈な意欲「このために生きているんだ」

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東京五輪に参戦するDFダニエウ・アウベス

 U-24ブラジル代表にオーバーエイジ枠で招集されたDFダニエウ・アウベスが、『FIFA』のインタビューで並々ならぬ意欲を語った。

 過去にセビージャ、バルセロナ、ユベントス、パリSGとビッグクラブを渡り歩き、ブラジル代表としても数々のタイトルを掲げてきたD・アウベス。これまでのキャリアで獲得した主要タイトルは「43」にも上り、これは世界記録となっている。そんなD・アウベスは、今回東京オリンピックに臨むU-24ブラジル代表にオーバーエイジ枠で招集。38歳となった大ベテランは、いまだ獲得したことのないオリンピックの金メダルへ向けて東京で戦うことになる。

 D・アウベスは、招集を受けたことについて「独特の感覚だった。まだその瞬間は経験したことがなかったし、オリンピック出場が夢だったから本当に嬉しかった。オリンピックは魔法のようで、考えれば考えるほど感情的になるんだ。国を代表してこのシャツ着て、魔法のような大会に参加できるのは信じられないよ」と大会への思いを語った。

 38歳という年齢での招集だが、「チャンスが終わったとは思わなかった。自分自身を信じているからね。金メダル獲得は大きな責任だけど、このために生きているんだ。チャレンジは僕のモチベーションを高めてくれる」と語り、金メダルへ強烈な意欲を示している。

「すべてのタイトルに重要な意味があるけど、中には特別なものもある。オリンピックは他のより特別だね。ワールドカップみたいなもの。4年に一度の大会で、世界中から最高の選手、チームが集まってくる。それが世界中の人を魅了するんだ。僕らはオリンピックを初めて戦うグループであり、魔法のような瞬間だけど、自分たちの使命に集中しないと。金メダルを掲げる、というね」

■夢はカタール・ワールドカップ

 また、2022年カタール・ワールドカップにも言及。開催時には39歳になるが、D・アウベスは「僕の最大の目標だ」と出場を熱望していると宣言した。

「オリンピックに選ばれたのも本当に嬉しかったけど、僕はパリSGを退団して以降、W杯に出場するために全力を尽くすと誓っていたんだ。人生では大きな目標を立て、それに向かって進まなければならない」

「達成できるかもしれないし、できないかもしれない。もし出られなかったとしても、それは僕の努力が足りなかっただけと断言できる。他の選手が出るならば、僕はセレソン(ブラジル代表の愛称)の一番のサポータになる。でもW杯は常に考えているし、この夢の実現のために全力を尽くすだけさ」

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