beacon

エリクセンの存在が原動力に…29年ぶり4強のデンマーク代表主将・ケアー「彼が私たちを後押ししている」

このエントリーをはてなブックマークに追加

快進撃のチームをまとめる主将DFシモン・ケアー

[7.3 EURO準々決勝 チェコ1-2デンマーク バクー]

 デンマーク代表は3日の準々決勝でチェコ代表を撃破。試合後、キャプテンのDFシモン・ケアーは病でチームを離脱したMFクリスティアン・エリクセンに思いを馳せた。スペイン『ムンド・デポルティボ』などが伝えている。

 デンマークは快進撃は続け、29年ぶりのベスト4進出を果たした。グループリーグ初戦では10番のMFクリスティアン・エリクセンが試合中に倒れ、大きなショックとともに主力を欠くことに。しかし、チームはエリクセンのために奮闘。グループリーグ2連敗から最終節で奇跡の2位通過を成し遂げると、ウェールズ、チェコを破り、4強までたどり着いた。

 エリクセンは現在、一命をとりとめ、順調に回復中。キャプテンのケアーはチェコ戦勝利後、エリクセンへの思いを口にした。

「彼のおかげで、みんなが信頼に足る人間たちということを改めて知ることができた。誰かが困っていれば、誰かが手を差し伸べる。そういうことが私たちに安心感をもたらしている」

「エリクセンが無事ということが、私たちを前に進めてくれている。彼も、私たちが彼のためにプレーしているということを知ってくれているはずだ」

●EURO2020特集

TOP