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札幌は終盤の好連係から駒井が決勝弾! 接戦を制して2戦ぶり白星…勝利遠い徳島は無念の3連敗

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[7.4 J1第21節 札幌1-0徳島 札幌厚別]

 J1リーグは4日に第21節を行い、北海道コンサドーレ札幌徳島ヴォルティスが対戦。札幌が1-0で勝利を収めた。

 前節・鹿島アントラーズ戦では大敗を喫した札幌。一方、徳島も勝利から5試合遠ざかっており、現在2連敗となっている。白星が欲しい両者の前半は拮抗状態。札幌はMF金子拓郎や怪我から復帰したFW小柏剛を中心にチャンスを作るが、先制点を奪えない。徳島も前半37分に決定機。MF杉森考起のPA左からの折り返しをMF岩尾憲がダイレクトで合わせるが、ゴールライン上でMF青木亮太にブロックされ、得点にはつながらなかった。

 枠内シュート数ではほぼ同数のまま、両者スコアレスで後半に折り返す。徳島はハーフタイムにDFジエゴに代えてDF藤田征也を投入。後半15分、20分にもMF渡井理己、MF杉森考起を下げ、FW西谷和希、MF浜下瑛を入れ、攻撃のリズムを変える。

 札幌は後半26分にチャンスを作る。右サイドのパス回しから小柏がPA手前で受け、右足シュート。GK上福元直人にセーブされるが、こぼれ球に青木が詰める。だが、藤田に詰められたことでプレッシャーがかかり、シュートはゴール上に外れていった。

 徳島は後半30分、交代カードを使い切る。MF鈴木徳真とMFクリスティアン・バトッキオに代えて、MF藤田譲瑠チマとFW宮代大聖が入った。

 札幌も後半33分に初めて交代枠を使う。一気に3枚替えで、MF高嶺朋樹、MFルーカス・フェルナンデス、青木が下がる。DF岡村大八、MF荒野拓馬、FW菅大輝が投入された。同38分にはMFチャナティップが下がり、FWドウグラス・オリヴェイラが出場した。

 札幌は後半41分、DF福森晃斗の右CKのこぼれ球を菅がボレーシュート。鋭い弾道は惜しくもゴール右外に外れた。少しずつ流れを呼び寄せた札幌は、44分に待望のゴールを挙げる。

 札幌はD・オリヴェイラが左サイドからマイナス方向に戻す。MF宮澤裕樹がワンタッチでPA左に落とすと、菅が切り込んでPA中央に折り返す。最後はFW駒井善成が相手選手とともに強引に押し込み、ゴールネットを揺らしてみせた。

 終盤に先制に成功した札幌がそのまま逃げ切り、1-0で試合終了。2試合ぶりの白星で前節の大敗のショックを振り切った。6試合勝利から遠ざかる徳島は3試合連続で無得点。今季3度目の3連敗となった。

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