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遠藤航が過酷日程でもフル稼働を約束「全試合、決勝まで出続ける」

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オーバーエイジとして東京五輪に臨むMF遠藤航

 東京五輪に向けて静岡県内で事前合宿をスタートさせたU-24日本代表のMF遠藤航(シュツットガルト)が合宿2日目の練習後にオンラインで取材に応じ、「ついに始まったなという気持ちでいる」と表情を引き締めた。

 6月の活動からオーバーエイジとして同代表に合流。6月22日のメンバー発表を経て再集合した。遠藤ら海外組の選手は短いオフを挟んだこともあり、「コンディションをいかに上げられるか。海外組はちょっと休んでいた分、そこはみんな懸念としてあると思う。ただ、今日もいいトレーニングができたし、一人ひとりが高い意識を持って練習することが大事だと思う」と強調した。

 遠藤にとっては、グループリーグ敗退に終わった16年リオデジャネイロ五輪以来、2度目の五輪となる。「シンプルに3試合で終わらせたくない。前回は長い間、準備してきた中で、いざ五輪が始まって3試合で終わってしまった。それは本当に悔しいし、もっと一緒にプレーしたい思いがあった。東京世代のみんなもずっと準備してきた中で五輪という舞台に臨む。初戦の戦い方だったり、メンタル的な部分でのサポートもやっていきたい」と、5年前の経験も生かし、ピッチ内外でチームを支えていく決意だ。

「中2日の連戦で、厳しい戦いになる。チームの総合力が試されるし、だれが出ても結果を残せる状態をつくらないといけない」。そう話しながらも「個人的には全部出るつもりで準備しているし、そのイメージはしている。ブンデスリーガやA代表で見せてきたパフォーマンスを中2日の連戦でもいかに落とさずできるかは新しいチャレンジだと思っている。全試合、決勝まで出続ける姿を見せたい」と意気込んだ。

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