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J2長崎が天皇杯4回戦へ! 開始4分で大竹FK弾、3分後に19歳植中がプロ初弾…J1札幌の猛攻から逃げ切る

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[7.7 天皇杯3回戦 札幌1-2長崎 トラスタ]

 天皇杯は7日に3回戦を行った。北海道コンサドーレ札幌(J1)とV・ファーレン長崎(J2)の対戦は、長崎が序盤に2得点を奪い、2-1で勝利した。

 格上の札幌に対し、長崎が序盤からゴールを挙げていく。前半4分にPA手前でFKを得ると、MF大竹洋平が左足を振り抜く。弾道は札幌の壁を越え、そのままゴール右隅に吸い込まれた。

 さらに先制から3分後、長崎は前半7分に追加点。右サイドの大竹からパスを受けたFW植中朝日が、ドリブルでPA手前まで運ぶ。相手の隙を突き、左足シュートを放ち、ゴール右隅に突き刺した。プロ2年目の19歳FWにとって、プロ初ゴールとなった。

 その後は札幌が波状攻撃でゴールに迫るが、得点には結びつかず。前半は長崎が2-0のリードで折り返した。

 後半から札幌が攻勢を強めると、後半19分に結実。ロングボールは敵陣からはね返されるが、PA手前のFW中島大嘉が混戦からひざでボールを上げる。すると、途中出場のMF青木亮太が胸トラップから右足ボレー。ゴール左隅に叩き込み、1-2と点差を縮めた。

 逃げ切りたい長崎は、後半25分に植中とMFルアンを下げ、FW玉田圭司とMFウェリントン・ハットを入れる。一方、札幌は終盤にパワープレー。しかし、ゴールネットを揺らすことができずに試合は終了した。

 J2の長崎が上位カテゴリーの札幌を2-1で撃破。8月以降に行われる4回戦に駒を進めた。

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