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“天竜川決戦”は磐田に軍配! 小川航基2発などでジャイキリ狙うHonda FCを撃破

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2ゴールを挙げた磐田FW小川航基

[7.7 天皇杯3回戦 Honda FC 1-4 磐田 ヤマハ]

 天皇杯3回戦が7日に各地で開催され、ヤマハスタジアムではジュビロ磐田(J2)がHonda FC(JFL)に4-1で勝利した。4回戦は8月18日(予備日:10月13日)に行われる。

 Jリーグの前身となる日本サッカーリーグ時代に、隣接するライバルとしてしのぎを削った磐田とHonda FC。両チームが本拠地を置く磐田市と浜松市の間を流れる川にちなみ、そのダービーマッチは“天竜川決戦”と呼ばれた。

 4年ぶりに実現した一戦は開始早々に動く。前半2分、磐田のFWファビアン・ゴンザレスが後方からのパスに走り込み、ドリブルでPA内右に進入。力強いキープから右足で蹴り込み、加入後初ゴールを挙げた。

 Honda FCはジャイアントキリングを果たした2回戦の横浜F・マリノス戦(2-2、PK5-3)と同様に、ハイプレスとショートパスを主体としたサッカーを展開するが、磐田の守備を崩し切るまでには至らない。前半21分には負傷したMF松本和樹が担架で運ばれ、代わってMF富田湧也が投入された。

 磐田はリードを生かし、相手の隙を突きながら効率よく攻撃を仕掛ける。前半27分には長いボールから再びF・ゴンザレスがPA内右に持ち込み、マークを引き付けてバックパス。FW小川航基が左足でグラウンダーのシュートを放ち、ゴール右に決めた。

 さらに前半35分、MF大森晃太郎が相手陣内の中央から正確な縦パスを通し、受けた小川航基がPA内中央から左足でシュート。ゴール左に突き刺さり、この日2点目を記録する。そのまま磐田が3-0で前半を終えた。

 Honda FCは後半も攻撃的な姿勢を貫くと、後半12分に1点を返す。右サイドからのクロスのこぼれ球をDF八戸雄太が拾い、内側へ持ち出しながらPA内中央にパス。富田のスクリーンもあり、フリーで受けたMF鈴木雄也がGK八田直樹との1対1から右足で豪快にネットを揺らした。

 磐田はハーフタイム明けから途中出場していたDF森岡陸が後半27分に負傷交代するアクシデントに見舞われたが、同40分にカウンターからFW三木直土がダメ押し弾を奪い、4-1のまま逃げ切りに成功。8連勝で首位に立つJ2リーグ戦の勢いをそのままに、次のラウンドへと駒を進めた。

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