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鳥栖に激震…金明輝監督の行き過ぎた指導発覚、3試合指導停止など処分「選手を足払いして転倒させた」

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鳥栖の金明輝監督に処分

 サガン鳥栖は9日、金明輝監督の選手への指導に不適切な言動があったことで、3試合の指導資格停止、当面の練習参加停止処分を科したことを発表した。

 クラブによると、問題が起きたのは6月26日のトレーニング中。金明輝監督が選手1名のラフプレーに対して、「指導の適正範囲を超えた行為(選手を手で押さえながら足払いをして転倒させた)があった」ことをスタッフが30日にGMへ報告すると、強化部へ確認を行い事実が発覚。直ちに当該選手と監督への聞き取り調査を行った。

 練習映像等をGMが確認し、5日に社長へ報告と対応会議。6日に当該選手、7日には監督との面談が行われた。8日に監督から当該選手への謝罪と、当該選手から監督への前向きな発言が交わされたという。

 選手、スタッフ約40名にも個別に聞き取りを行って事実確認を行った結果、クラブとしては当行為が指導の適正範囲を超えていると判断。Jリーグにも報告し、同監督に3試合の指揮資格停止と当分の練習参加停止の処分を下した。対象試合は17日の名古屋戦、24日のC大阪戦、8月9日のFC東京戦。その後の対応については、監督の処分と再発防止策についてクラブ内で協議のうえ決定する。

 公式サイトを通じて、福岡淳二郎代表取締役社長は以下のコメントを発表している。

「この度は、サガン鳥栖のファン・サポーターならびにご協賛いただいているスポンサーの皆様方そして、いつも温かい応援をしていただいている関係各位の皆様方には、多大なるご迷惑、ご心配をおかけしたことを、心よりお詫び申し上げます。サガン鳥栖は、地域の皆様方に愛され、地域の誇りとなるべく存在として活動を続けてきたなかで、今回の事案については決して看過できない行為だと認識しています。今後、発生した原因、背景などを踏まえてしっかりと襟を正し、クラブ理念である『人づくり、まちづくり、夢づくり』を実現するためにも、二度と繰り返さないという強い覚悟をもって再発防止に向けて取り組んでいくことをお約束いたします。引き続き、皆様からの叱咤激励をいただきながらクラブとして成長していく所存ですので、変わらぬ応援、ご声援をよろしくお願い申し上げます」

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