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全体練習合流のスピードスター…FW前田大然「ずっとやりたい気持ちだった」

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U-24日本代表FW前田大然(横浜FM)

 スピードスターが全体練習に合流した。U-24日本代表FW前田大然(横浜FM)は、U-24ホンジュラス戦に向け「行くぞと言われたら、行ける準備をしたい」と意気込みを示した。

 合宿初日から脳震とうからの復帰プログラムをこなし、ランニングなどで軽く汗を流すにとどめてきた。しかし、合宿5日目の9日にシュート練習を開始すると、静岡合宿最終日となった10日には全体練習に合流した。

「ずっとやりたい気持ちだった。入ったら、自分のプレーを出そうとしていたので、最後に練習できて良かった」。ハーフコートでの11対11のミニゲームではゴールも記録。「約1週間ほど休んだので、体的にきつい部分もあった」と話しながらも、「でも、そういったことは言ってられないので、ここから上げていきたい」と力を込めた。

 12日にはU-24ホンジュラス代表との国際親善試合が行われる。全体練習合流から日が浅く、ピッチに立つか、立たないかは分からない。「自分はできると思っても、最終的に決めるのは監督やコーチ」と答えつつ、「チームから与えられたことをしっかりやっていきたいし、自分は良い準備をするだけだと思う」と続けた。

 そして、ピッチに立ったとき、狙うはもちろんゴールだ。「(林)大地も(上田)綺世も同じことを言っていると思うけど、ゴールを取らないとダメ。目に見える結果を出せればと思う」と貪欲にゴールを目指す。

(取材・文 折戸岳彦)
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