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仙台ルーキーDF真瀬がプロ初ゴール、札幌は追加点がVARで取り消し…勝ち点1ずつ分け合う

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ルーキー真瀬がプロ初ゴールを決めた

[7.10 J1第22節 仙台1-1札幌 ユアスタ]

 ベガルタ仙台のホームで行った北海道コンサドーレ札幌との一戦は、1-1で引き分けた。仙台はここ5戦で4度目のドロー。勝てばできた降格圏の脱出はならなかった。

 スコアは開始早々に動いた。前半4分、札幌はMFチャナティップが出した縦パスをMF金子拓郎が落とすと、FW小柏剛がダイレクトで前線に流す。これに反応したMFルーカス・フェルナンデスが右足で決めきり、先制に成功した。

 続く前半24分にも札幌はCKからDF田中駿汰が折り返したボールをDF宮澤裕樹がボレーで蹴り込んでリードを2点に広げる。しかしここでVARの介入があり、西村雄一主審はオンフィールドレビューを実施。その結果、混戦でファウルがあったために、得点が取り消された。

 すると前半31分、仙台がFW赤崎秀平の左クロスを右SBの真瀬拓海が右足ダイレクトで合わせて同点に追いつく。昨季から特別指定選手として参加、今季より阪南大から加入したルーキー真瀬は、これが嬉しいプロ初ゴールになった。

 試合を振り出しに戻した仙台は、後半に入ると同時にFW西村拓真を投入。一気に逆転を狙うと、後半9分には真瀬の右サイドからのクロスがDF福森晃斗に当たってコースが変わる。これがハンドではなかったかとVARの介入があり、再びオンフィールドレビューが実施されたが、PKが認められることはなかった。

 後半14分には西村のシュートのこぼれ球を真瀬が押し込むが、クロスバーを直撃。追加点を決められずにいると、札幌も後半30分からFWジェイを投入して攻撃を活性化させる。しかし同33分の金子の強烈シュートはポストに嫌われる。両軍チャンスを量産する見ごたえのある試合になったが、勝ち点1ずつを分け合う結果に終わった。

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