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代表初タイトルに笑顔のメッシ「クレイジーだ」「神様がこの瞬間をとっておいてくれた」

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優勝を喜ぶFWリオネル・メッシ

[7.10 コパ・アメリカ決勝 アルゼンチン1-0ブラジル リオデジャネイロ]

 コパ・アメリカ2021の決勝が10日に行われ、開催国のブラジル代表を1-0で破ったアルゼンチン代表が11大会ぶり15回目の優勝を果たした。FWリオネル・メッシにとっては、A代表で初めて手にしたタイトル。キャプテンの試合後コメントを代表チームの公式ツイッター(@Argentina)が伝えている。

 メッシは今大会で全7試合に出場し、4ゴール5アシストを記録。決勝ではノーゴールとなったが、優勝への強い意志を感じさせるプレーでアルゼンチンをけん引した。MFアンヘル・ディ・マリアの1点を守り抜いたチームが勝利の瞬間を迎えると、味方選手たちはメッシのもとへ。抱え上げられた背番号10が何度も宙を舞った。

 これまでコパ・アメリカ2007、2014年ブラジルW杯、コパ・アメリカ2015、コパ・アメリカ2016で決勝を経験し、いずれも準優勝に終わっていたメッシ。試合後のインタビューでは「クレイジーで、説明できないほどの幸せを感じているよ。悲しい去り方をしたこともあったけど、いつかはこうなると思っていた」と喜びを噛み締め、「前回のコパ・アメリカ以降、とても強くなったこのグループを信じていた。常に前に進み、何事にも文句を言わない、とても良い集団だ」とチームを称えた。

 また、「コパ・アメリカで優勝したということだけでなく、ブラジルを彼らの国で破ったということで、歴史に残る試合になると思う」と今回の優勝の価値を強調。「神様がこの瞬間をとっておいてくれたと感じている」と語ったメッシは「リオネル(スカローニ)にとっては大きな功績だ。彼は常に代表チームのためにベストを尽くしていた。彼は勝つためのチームの作り方を知っていたし、評価に値する」と指揮官への感謝を示した。

●コパ・アメリカ(南米選手権)2021特集ページ

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