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フランス代表OBが勧めるムバッペの移籍先は? 一方でパリSGの補強を評価「彼の質問に回答した形」

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去就が注目されるFWキリアン・ムバッペ

 かつてフランス代表として活躍し、アーセナルなどでプレーしたエマニュエル・プティ氏が、パリSGに所属するフランス代表FWキリアン・ムバッペの去就についてコメントした。

 2017年夏の加入以降、パリSGのエースの1人として活躍するムバッペ。22歳ながら4度のリーグアン優勝を含む数々のフランス国内タイトルを獲得し、またフランス代表としてはワールドカップ制覇に貢献するなど、今後のフットボール界をリードする選手として大きな期待を集めている。

 そんなムバッペだが、現時点で2023年までとなっているパリSGとの契約を更新していない。そのため今夏の移籍の可能性が絶えず伝えられており、レアル・マドリーなどのビッグクラブがこぞって獲得を狙っているとみられている。

 プティ氏は『Goal』の取材に対して「ムバッペに最適なのはリバプールかもしれないね」とコメント。退団するのであれば、リバプール加入がムバッペにとってはベストだとの見方を示した。またその一方で、パリSGを退団する必要性は低いと感じていることも明かした。

「ムバッペとパリSGはまだ契約が1年間残っているが、新たな契約にサインはしていない。スポーツディレクターを務めるレオナルドと議論しているようだ」

「ムバッペは大きな野心を持っている。非常に多くの目標を達成したいと思っているようだ。そのため、彼はクラブから指針を示してもらいたかった。だからクラブはセルヒオ・ラモスを獲得し、(ジャンルイジ)ドンナルンマ獲得にも迫っている」

「これほど多くの素晴らしい選手と契約した記憶はないね。彼らはパリSGが必要としていたリーダーシップと才能を兼ね揃えている。ムバッペの質問にちゃんと回答した形だといえる」

「また、もしムバッペがフリーで出ていくことを考えているのであれば、特にEUROでの失望もあり、大きなプレッシャーにさらされることになるだろう」

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