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元バイエルン会長がクロースを批判「現代フットボールに適していない」

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ドイツ代表のMFトニ・クロース

 元バイエルン会長のウリ・ヘーネス氏は、MFトニ・クロースに厳しい言葉を送った。

 長年ドイツ代表としてプレーし、2014年ワールドカップ制覇に輝くなど106キャップを誇ったクロースは、EURO2020ラウンド16でイングランドに敗れた後、代表キャリアに終止符を打つことを表明した。

 そんな中、元バイエルン会長であるヘーネス氏はクロースについてドイツ『シュポルト1』で「(元指揮官のヨアヒム)レーブがクロースを起用したかったから不要だったシステム変更を行った」と話し、自身の考えを主張した。

「中盤にジョシュア・キミッヒ、レオン・ゴレツカ、トーマス・ミュラー、ウィングにセルジュ・ニャブリとリロイ・サネ、そして前にカイ・ハフェルツを起用すれば、全く異なるポジションになった。私は彼のことが好きだ。過去にはワールドクラスのパフォーマンスを見せていた。バイエルンでも最高だったが、彼のプレースタイルは完全に終わりだ。現在のフットボールには適していない」

「残り15分で0-1の場面で、相手の守備の陣形が整うまで彼は横向きなプレーばかりだ。バイエルンの選手たちはとても大きな自信を持っていて、彼らはあのような状況に不満で、レーブの采配に不満だったはずだ。それに、彼らは『トニ・クロースの横向きなプレーはこのフットボールには適していない。僕たちのフットボールは縦へのプレーだ。ボールは常に前に動いている』と主張すべきだ」

 これを受け、クロースは過去に自身がクラブの舵を握る限りグラウンドキーパーとしても復帰させないとローター・マテウス氏に言い放ったヘーネス氏のコメントを引用して自身の『Twitter』で反論した。

「ウリ・ヘーネスはフットボールに関する最高の知識のある男で(たとえRTLにとっては十分ではないにしても)、少しポレミックに興味があり、自分自身にとても満足している男だ。彼のグリーンキーパーと同様だ」

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