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清水桜が丘GK瀬崎一翔がジャンプセーブ連発!3試合連続完封勝利!

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清水桜が丘高GK瀬崎一翔が好守を連発し、完封勝利

[7.10 プリンスリーグ東海第10節 清水桜が丘高 2-0 藤枝明誠高 J-STEP東]

 連勝を5へ伸ばした清水桜が丘高(静岡)にとって、大きかったのが守護神の存在だ。前半、清水桜が丘はPA付近から決定的なシュートを枠へ2本3本と打ち込まれたが、GK瀬崎一翔(3年=浜松市立南陽中出身)がジャンプセーブを連発。「反応というか、身体能力に自信があると言えばあります」という瀬崎は後半にも相手のカットインシュートをストップするなど勝利の立て役者をなった。

 特に前半は被シュート8本。コースを突かれたようなシュートが続いたが、瀬崎は「いつも練習でやっていたので、それを正しくやっていれば止めれる自信はあった」という。加えて、身長175cmのGKはハイボールも安定。「ハイボールは、阿部コーチがいつも教えてくれていて自信はついていた」というように自信を持ってプレーし、チームの白星に繋げた。

 その瀬崎について、阿部宏紀GKコーチは「連勝が続いている中で気が抜けてもおかしくない状況だったけれど、良く集中してやってくれました」と賞賛。瀬崎は「自分が決められないことがチームの勝つということに繋がる。そういう責任感があります。(打たれたシュートは)崩されたというよりは自分たちがミスして自爆のような形だったので修正したい」と改善することを誓っていた。

 次は17日に4位・帝京大可児高(岐阜)との上位対決。勝てば、3位へ浮上する一戦だ。「強いし、プロ内定の人(MF鈴木淳之介)もいる。前線の選手見てもゴールへの意識高い。楽しみです」。3試合連続無失点中の守護神が再びライバルの前に立ちはだかる。

(取材・文 吉田太郎)
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