beacon

苦しい1年間の末、EURO優勝で歓喜のベルナルデスキが涙「魔法のような夜」

このエントリーをはてなブックマークに追加

イタリア代表のFWフェデリコ・ベルナルデスキ

 イタリア代表FWフェデリコ・ベルナルデスキが11日のEURO2020決勝終了後、涙して優勝に歓喜した。イタリアメディア『スカイスポーツ』が伝えている。

 ロベルト・マンチーニ率いるイタリア代表のメンバーとして、ヨーロッパ王者のタイトルを獲得したベルナルデスキ。イングランドとの決勝では、86分に痛めた様子のユベントスの同僚FWフェデリコ・キエーザに代わってピッチに立つと、PK戦でイタリアの4人目のキッカーとしてゴール中央にボールを蹴りこんで、勝利に貢献した。

 この1年間、所属クラブのユベントスでは出場機会に恵まれずに公式戦で無得点。苦しい日々を過ごしてきたベルナルデスキは、ピッチ上で迎えたイタリアの優勝の瞬間を涙して喜んだ。

「今年は非常に苦しかった。僕にとって簡単なシーズンではなかった。こういう時は物事が複雑になってしまうものだが、僕にはたった1つ解決法がある。上手くいかない時でも腕まくりして努力を続けること。監督やチームメートやスタッフなど、僕を信じて支えてくれたすべての人に感謝している。僕にとって厳しいシーズンだったにも関わらず、僕を信じてここへ呼んでくれた。言葉に表すことができないような魔法の夜を過ごすことができた」

「確かに僕はこの2試合、決定的な役割を果たすことができたかもしれないが、このチームでは全員が重要なんだ。負傷してここに来られなかった選手も含めてね。最高のチームだよ。最初は誰も信じていなかったが、僕らだけは監督を信じてついてきた。ヨーロッパの頂点に立つことができてこれ以上ない最高のご褒美だよ」

●EURO2020特集
世界のサッカー情報はgoal.com

TOP