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オウンゴールの冨安「今日はたまたま勝てた試合だった」

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[7.12 キリンチャレンジ杯 U-24日本 3-1 U-24ホンジュラス ヨドコウ]

 オリンピック本番まであと2試合。重要な調整試合に3-1で勝利したU-24日本代表だが、後半はU-24ホンジュラス代表に押し込まれる場面も目立った。自身のオウンゴールで失点したDF冨安健洋も「今日はたまたま勝てた試合だった」と反省した。

「後半は入ってかなりミスが増えた。奪ったあとのボールを繋げないことが多くなった。前線の選手に伝えたのは、後半はボールを失ってカウンターを受ける回数がかなり多かったので、縦パスが入った後に前に行けたとしても少し待って、と。ボランチに下げたり、サイド深くに押し込んで、相手陣内でボールを回す時間を使わないとキツいと感じました」

 それでも前半は相手のシュートをゼロに抑えるなど、A代表でもコンビを組むDF吉田麻也とのCBは安心感をもたらしている。さらに「自分たちが攻撃をしているときにいかに相手のカウンターを未然に防ぐかは、ボローニャでも常々言われているところ」と吉田とは常に声を掛け合いながら試合を進めることができていると強調する。「評価すべきなのは、カウンターを未然に防げたことだと思います」。

 また自身のコンディションについても「思ったよりは動けました」と手ごたえとして語る。「しっかり90分やれたのはポジティブ」と続けると、「個人的には80%くらいは来ている」と調整の順調さを伺わせた。
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