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原因の1つに得点パフォーマンス? モウリーニョ、フランスのEUROベスト16敗退は「傲慢だったからだ」

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ジョゼ・モウリーニョ監督がフランス代表に苦言

 今季からローマを率いるジョゼ・モウリーニョ監督がフランス代表のEURO2020ベスト16敗退に関し、「傲慢さ」を理由に挙げた。フランス『RMCスポーツ』が伝えている。

 W杯王者としてEURO2020に臨んだフランスは、6月28日の決勝トーナメント1回戦でスイス代表と対戦。先制を許しながらもFWカリム・ベンゼマの2ゴールとMFポール・ポグバの得点で一時3-1としたが、終盤の2失点で3-3と同点に追い付かれ、PK戦の末に敗れた。

 モウリーニョ監督はイギリス『トーク・スポーツ』の番組で、優勝候補と目されながら16強で散ったフランスに「傲慢だった」と厳しい言葉を投げかけ、「サッカーによって罰せられた」と苦言を呈している。

「フランスは傲慢になることでEUROを再び勝ち取るチャンスを失い、世界チャンピオンと欧州チャンピオンの両方になることができなくなった」

「このチームには、他のチームとは比較にならないほどの素晴らしい可能性がある。イングランドよりも、イタリアよりも良いチームなのに、サッカーが彼らを罰してしまった。そして、それは当然のことだった」

 特にモウリーニョ監督は、3点目を奪った後の振る舞いや終盤の交代策に問題があったと見ているようだ。

「彼らはリードされて試合中に変化し、20分間は素晴らしいサッカーをしてスイスを破壊し、トーナメントでおそらく最高のサッカーをした。そこから彼らのゴールセレブレーションの方法、彼らの反応の仕方、(ディディエ・)デシャンの交代によって、サッカーが彼らを罰した」

「(アントワーヌ・)グリーズマンと(ムサ・)シソコの交代は、延長戦はないと考えて行われたものだろう。フランスは自分たちを責めるしかない」

 モウリーニョ監督は「彼らの方が優れたチームだった」とフランスの実力を認めた上で、早期敗退は自滅によるものだったと強調した。

※フランス3点目のセレブレーション

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