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湘南MF梅崎司が約14年ぶり大分復帰!「ベルマーレからも素晴らしいオファーをいただきましたが…」

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湘南MF梅崎司(右)が古巣大分へ

 大分トリニータは17日、湘南ベルマーレからMF梅崎司(34)が完全移籍で加入することを発表した。2007年シーズン以来、約14年ぶりの古巣復帰。背番号は大分でのプロ1年目と同じ「27」に決定した。19日からチームに合流するという。

  大分U-18出身の梅崎は2005年にトップチーム昇格を果たし、2007年1月から同年5月までグルノーブル(フランス2部)に期限付き移籍。大分にレンタル復帰した翌年の2008年から浦和に完全移籍し、J1ステージ制覇、ルヴァン杯とACLの優勝などに貢献した。

 浦和では10シーズンにわたってプレーし、2018年に湘南へ完全移籍。加入初年度に自身2度目のルヴァン杯制覇を成し遂げた。今季は J1リーグ戦2試合、ルヴァン杯4試合に出場し、天皇杯では2試合で1得点を記録している。

 大分復帰にあたり、クラブ公式サイトを通じて「新型コロナウイルス感染症の影響もあり、クラブの経営状態が決して良い状況ではないにも関わらず、僕を必要としてくれたクラブに感謝していますし、育ててもらったクラブに14年ぶりに帰ってくることが出来、本当に本当に嬉しいです。『ただいま、大分』」とコメントした。

 また、喜びを示す一方で「今、チームが苦しい状況の中、もう一度片野坂監督が作り上げた魅力的なサッカーをチームメイトと共に見せていきたい、一体感あるプレー、躍動感あるプレーを見せて、何としてもJ1に残留するという使命感に駆られていますし、そういった大きな決意をもって移籍してきました。大分トリニータに関わる皆さんと一致団結して、この困難に立ち向かうために僕自身全力でチャレンジし、貢献することをお約束します」とも誓っている。

 約3シーズン半を過ごした湘南のクラブ公式サイト上では「ベルマーレで共に歓び、進み、叫んだ日々が僕の中での成長に繋げてくれたし、幸せでした。大きな財産です。本当にありがとうございました」と感謝。「もっともっと皆さんと大きな歓びを共有したかったのも本音ですし、ベルマーレからも素晴らしいオファーをいただきましたが、僕はまだまだ全力でプレーしたいし、挑戦したいし、成長したいし、ピッチで魅せたい」と経緯を説明している。

 そして「愛する湘南ベルマーレに関わる皆さんと離れることは悲しい決断ですが、湘南ベルマーレでプレーできたこと、ルヴァン杯の優勝をはじめ、皆さんと一緒に多くの歓び、感動を味わえたことに変わりはありません」と語り、「またピッチでお会いできる日を楽しみにしていますし、その時に負けないよう、限りある現役生活を精一杯努力します。3年半、本当にありがとうございました」と締めくくった。

以下、クラブ発表プロフィール

●MF梅崎司
(うめさき・つかさ)
■背番号
27
■生年月日
1987年2月23日(34歳)
■出身地
長崎県
■身長/体重
169cm/68kg
■経歴
キックスFC-大分U-18-大分-グルノーブル(フランス)-大分-浦和-湘南
■出場歴
J1リーグ:303試合36得点
カップ戦:49試合13得点
天皇杯:27試合6得点

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