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久保建英にとって五輪は「今季レアル・マドリー残留へ最後のショーケース」…西紙が分析「瀬戸際にいる」

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久保建英の来季所属先はどこに…

 17日に行われたU-24日本代表対U-24スペイン代表の五輪直前テストマッチは、1-1のドローに終わった。この試合を受け、スペイン『ムンド・デポルティボ』が堂安律のゴールをお膳立てした久保建英について特集記事を組んでいる。

 同メディアは、「クボにとって五輪がマドリーに残るため、アピールの場としては最後になる」との見出しで紹介した。

「久保建英は保有権を持つレアル・マドリーでプレーするのかどうか、その瀬戸際にいる。そのためにもオリンピックは、カルロ・アンチェロッティを納得させるため最後のショーケースとなるだろう」

「彼が日本を躍進へと導くことにより、おのずと“エル・ブランコ”をまとうことになるかもしれない。指揮官の気持ちを変えられるかどうかが大きなポイントとなる」

 一方で記事では、「五輪でクボがどれだけ目覚ましい活躍を見せても、アンチェロッティ下でプレーするのはとても難しいのが実情だ」と、レアル・マドリー残留が厳しいとの見解も示している。

「レアル・マドリーはもちろんクボの資質を理解している。だが、才能溢れる選手が集うクラブであり、その中でポジションを確保することはとても難易度の高いこと」

「従って、彼にとって最も現実的な選択肢はマジョルカ、ビジャレアル、ヘタフェへと渡ったように、彼に興味を示しているラ・リーガのチームにレンタルすることだ。今のところ、(レアル)ソシエダとベティスが日本人の補強に前向きな姿勢を見せている模様。彼にとっては五輪での戦いに集中し、結果を出すことが重要となるはずだ」

 2019年夏にレアル・マドリーへと加わるも、そこから2季はレンタルで武者修行へ出た久保建英。果たして新シーズンはどのユニフォームをまとってプレーすることになるのか。20歳の日本人MFにとって、五輪で結果を残すことが運命の分かれ道となるかもしれない。

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