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激しい得点の奪い合いは決着つかず…琉球vs大宮、勝利が欲しい両者はドローで痛み分け

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[7.18 J2第23節 大宮2-2琉球 NACK]

 J2リーグは18日に第23節を行い、大宮アルディージャFC琉球が対戦。両者激しい得点の奪い合いの末、2-2のドローに終わった。

 上位浮上を狙いたい琉球と、降格圏脱出を図りたい大宮。両者は序盤からゴールに迫る。琉球は前半2分、MF中川風希がPA手前から右足を一閃。GK上田智輝に触れられたボールはクロスバーを直撃し、ゴールラインは割らなかった。大宮も同4分、DF松本大弥がPA左でノーマークとなり、右足シュートを放つが、GK猪瀬康介のセーブに遭った。

 ともに攻勢を強め、前半8分に均衡が崩れる。琉球は前半8分、左サイドのFKから攻撃を展開。PA右でボールを収めたFW阿部拓馬がファーサイドに山なりのクロスを上げると、待ち構えたDF上原慎也が右足でジャンピングボレー。豪快にゴールに叩き込み、先制点を挙げた。

 前半は琉球が1-0のリードで折り返す。追いつきたい大宮はハーフタイムでFW松田詠太郎を下げ、ルーキーMF柴山昌也を投入。すると、この交代策が後半早々に結実する。

 大宮は後半4分、柴山が左サイドからPA左に進入。鋭いドリブルで食い込むと、DF鳥養祐矢のファウルを誘発する。主審の笛が吹き、PKを獲得すると、FWイバが冷静に決め切り、1-1の同点に追いついてみせた。

 試合を振り出しに戻した大宮がペースを握る。後半17分には、相手の最終ラインを抜け出したFW黒川淳史がカットインから右足シュート。しかし猪瀬に阻まれる。同27分にはMF馬渡和彰が右足シュートを放つが、ゴール左ポストを強打。逆転することができない。

 すると、琉球が勝ち越す。後半33分、途中出場のMF茂木駿佑が右CKを蹴り上げ、ファーサイドの途中出場FW赤嶺真吾がヘディングシュート。ゴールネットを揺らし、2-1と再びリードした。

 だが、大宮は失点から1分後に取り返す。FWネルミン・ハスキッチが相手のバックパスを奪い、PA右に進入。折り返しを黒川が押し込み、またしても2-2と追いついた。

 白星がほしい両者の激しい攻防は決着つかず。そのまま試合は2-2で終了し、勝ち点1を分け合う形となった。

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