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EURO決勝の“乱入事件”…イングランド協会が調査開始「不名誉なシーンを二度と繰り返さない」

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ウェンブリースタジアム周辺に集結したイングランドサポーター

 イングランドサッカー協会(FA)は19日、11日に行われた欧州選手権(EURO2020)決勝で自国サポーターが起こした問題行為について調査を開始したと発表した。

 イングランド代表は11日、イギリス・ロンドンのウェンブリースタジアムで行われたEURO2020決勝でイタリア代表(1-1、PK2-3)と対戦。この一戦ではチケットを持たないイングランドサポーターがスタジアム周辺に集結し、その一部が暴徒と化すと、警察や警備員の制止を振り切りスタジアムに乱入していた。

 FAはこの行為について調査を開始。公式サイトで「私たちは2021年7月11日に開催されたEURO2020決勝戦において、ウェンブリースタジアムの外で、そして中で何が起こったのかを完全に理解する決意だ」と声明を発表。「週末にデジタル・文化・メディア・スポーツ省に連絡したところ、ケーシー貴族院議員が率いる調査団体に、関連する事実と状況について報告するように依頼された。この調査は、すべての関係者、外部の専門家が参加する」と調査の開始を伝えた。

 また今回起きた問題行為について「調査結果の重要な点は、教訓を学び、このような不名誉なシーンを二度と繰り返さないようにすることだ」とコメント。「私たちは関係当局が責任者を特定し、その責任を追及する努力を支援するために、引き続き協力していく」としている。

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