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FC東京レアンドロが直接FK同点弾!! C大阪、後半3発逆転劇もヨドコウ初白星ならず

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[7.21 J1第21節 C大阪3-3FC東京 ヨドコウ]

 J1リーグは21日、第21節のセレッソ大阪FC東京を行った。FC東京が前半に2点をリードしたが、C大阪が後半に3ゴールを奪って逆転。それでも最後にFC東京のFWレアンドロがFKを直接蹴り込み、3-3の引き分けに終わった。C大阪はヨドコウ桜スタジアム改築後の初勝利とはならなかった。

 試合はFC東京が早々に先手を取った。前半13分、DF松田陸の縦パスをMF安部柊斗が奪ってショートカウンターをスタートすると、FWディエゴ・オリヴェイラがドリブルで前進。左で受けたFWアダイウトンがつないだボールをレアンドロが縦に差し込み、再びD・オリヴェイラに渡ると、トリッキーなヒールパスをレアンドロが受け、強烈なシュートが相手DFに当たってゴールマウスに吸い込まれた。

 さらに前半39分、FC東京はMF東慶悟が最終ライン裏にグラウンダーでのスルーパスを供給すると、これに抜け出したD・オリヴェイラが右に開きながらGKキム・ジンヒョンをかわし、角度のないところからゴールに沈めてリードを2点に広げる。

 FC東京は前半40分にも、アダイウトンがDFバングーナガンデ佳史扶とのパス交換で左サイドを抜け出し、レアンドロとのワンツーでペナルティエリアに侵入。シュートはキム・ジンヒョンに阻まれたが、跳ね返りをレアンドロがゴールネットに流し込む。だが、これはVARが介入。アダイウトンのオフサイドがあったとしてVARオンリーレビューで得点は認められなかった。

 そのままFC東京の2点リードで後半へ。ところが開始1分、FW大久保嘉人に代わってFW高木俊幸を入れたC大阪が早くも1点を返す。左サイドを攻め上がったDF丸橋祐介のグラウンダークロスがニアサイドに入ると、5月26日のJ1第16節鹿島戦以来となる先発起用となったFW加藤陸次樹が反応。シュートはうまくミートしなかったが、GK波多野豪の逆を突いて気迫で押し込んだ。

 さらに後半12分、C大阪は左サイドを駆け上がった高木のグラウンダークロスをニアで加藤がそらし、ファーサイドに飛び込んできたMF坂元達裕が決めて同点。FC東京は同24分、レアンドロが左サイドからのFKを蹴り込んだが、DF森重真人の手に当たっていたとしてゴールは認められなかった。森重はこのプレーでイエローカードを受け、次節は出場停止となった。

 すると後半29分、C大阪はMF原川力の右CKをニアでMF奥埜博亮がそらすと、ファーのDFチアゴがダイビングヘッド。完璧にミートしたシュートで沈め、ついに逆転に成功した。ところが同38分、FC東京はレアンドロがゴール正面からのFKを直接決めてまたしても同点。5連勝を狙うFC東京はその後、秋田から加入のDF鈴木準弥がJ1デビューを飾ったが、試合はそのままタイムアップを迎え、3-3のドローに終わった。

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