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北九州が声明を発表「皆様に多大なる不安、ご心配を」

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北九州が公式声明

 ギラヴァンツ北九州は20日、クラブ公式サイトで「ギラヴァンツ北九州をご声援いただいている皆様へ」と題し、代表取締役社長を務める玉井行人氏の声明を発表した。

 北九州はJ2第23節を終え、4勝7分12敗(勝ち点19)でJ3自動降格圏内の19位と低迷している。玉井氏はこの状況に「皆様に多大なる不安、ご心配をおかけして、誠に申し訳ありません」と謝罪した。

 J2復帰初年度となった昨季は首位でリーグ戦を折り返し、最終的に5位でフィニッシュ。今季はJ1昇格を掲げて臨んだというが、玉井氏は「目標とはかけ離れた現状を招いたそしりは免れません。経営トップとしての責任を痛感しております」と受け止め、現状について「昨シーズン終了後の大半の主力選手の移籍など、いくつもの要因が複雑に絡み合っていると考えています」と分析している。

 チームは今後、東京オリンピックによるリーグ中断期間を利用し、長崎県島原市でキャンプを実施する予定だという。

 玉井氏は「小林伸二監督はじめチームスタッフ、選手たちは現状に真摯に向き合って課題を共有し、トレーニングや実戦などを通じて試行錯誤しながら、戦力の再構築につなげ、反転攻勢の糸口をつかもうと心血を注いでいます」と伝え、キャンプ中に「チーム内で目指すべきサッカースタイルをあらためて確認するなどの対策を講じ、引き続き小林監督が率いるチームで、後半戦に臨みます」と表明した。

 そして最後に「今季は石にかじりついても、J2残留を果たし、これを足掛かりに少しでも上の順位を目指します。チーム、フロントが一丸となり、ひとり1人が自らの役割と正面から徹底的に向き合って、組織としてのすべての力を結集して一戦、一戦に臨みます」と宣言。ファン・サポーターに向けて「そのためにも、ギラヴァンツ北九州を支えてくださる皆様の後押しが必要です。誠に勝手ではございますが、引き続き、クラブへのお力添えを賜りますよう何卒お願い申し上げます」と呼びかけた。

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