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「彼は久保ではないが…」バルセロナのトップチームで活躍した安部裕葵をスペイン紙が称賛

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アシストを記録したFW安部裕葵

 バルセロナのトップチームに招集されたFW安部裕葵が21日、今季初陣となった親善試合のヒムナスティック・タラゴナ(スペイン3部)戦(○4-0)で後半から途中出場し、追加点をアシストする活躍を見せた。このプレーにスペイン『アス』が称賛の言葉を送っている。

 安部は同日にバルセロナBのチームメイトと共に招集リスト入りすることが発表され、ハーフタイム明けから途中出場。11番を背負った日本人FWは2-0の後半41分、味方のスルーパスをPA内左で受け、左足からの正確なクロスでFWレイ・マナフのダメ押し弾を演出した。

 同紙は記事で各選手の寸評を掲載し、安部について「この日本人は久保(建英)ではないが、マナフへの素晴らしいクロスを成功させ、それがブラウグラナ(バルセロナの愛称)の3点目につながった」と高く評価している。

 昨季は負傷の影響などもあり、バルセロナBでの公式戦出場は8試合。ゴールやアシストといった結果も残せずに終わった安部だが、新シーズンでの巻き返しに向けて好スタートを切った。

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