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久保建英、ベイルら6選手が去就が不透明…レアル・マドリーの現状を米メディアが分析

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 レアル・マドリーでは、久保建英ガレス・ベイルら昨季レンタルされていた6選手の去就が不透明となっているようだ。『ESPN』が伝えた。

 ジネディーヌ・ジダン前監督の退任に伴い、カルロ・アンチェロッティ監督が電撃復帰を果たしたレアル・マドリー。全選手が合流していない中でプレシーズンがスタートしたが、『ESPN』は「アンチェロッティはレアル・マドリーのマネジメントチームとともに、ベイル、久保、(マルティン)ウーデゴール、(ダニ)セバージョス、(ヘスス)バジェホ、(ルカ)ヨビッチの6選手の将来を決めなければならない」と指摘。そして「6選手はアンチェロッティを納得させるため、あるいは来季の行き先を確保するために戦うことになる」と綴った。

 同メディアは、純年俸1500万ユーロ(約19億円)のベイルは今季で契約満了となるとしつつ、昨季レンタルで復帰したトッテナムでも「モウリーニョやメイソンを納得させることができず、EURO(ユーロ)2020でも輝かしい成績は残せなかった。レアル・マドリーにはすでにヴィニシウス、ミリトン、ロドリゴがいて、久保を除くEU圏外枠3名が埋まっている。もし彼が残れば、問題が発生する」と分析した。

 また久保に関しては、「3度目のレンタルの危機に瀕している」と分析。昨季レンタルされたビジャレアルとヘタフェで「定着できなかった」と指摘しつつ、オリンピックが「自身が大きな価値を持っていると主張するため、最高のアピールの場になる」としている。

 なお、ウーデゴールに関しては「クオリティーに疑いの余地はないが、残ったとしても厳しいポジション争いが待っている。出ていくことも残ることも可能だが、市場価値4000万ユーロ(約52億円)の彼は、レアル・マドリーの財源にとって非常に魅力的な売却にもなり得る」と指摘。セバージョスやバジェホは「久保と同様、オリンピックが絶好の機会になる」と分析している。
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