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オセアニア王者ニュージーランドが韓国撃破‼︎ 猛攻しのぎエースFWクリス・ウッドが大仕事

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エースFWクリス・ウッドが大仕事

[7.22 東京五輪GL第1節 ニュージーランド 1-0 韓国 カシマ]

 東京五輪のサッカー男子は22日、グループリーグ第1節を行い、韓国代表と対戦したオセアニア王者のニュージーランド代表が1-0の勝利を収め、白星スタートを切った。

 ニュージーランドのキックオフで始まった試合は、韓国が主導権を握る。最後尾からビルドアップを試みるニュージーランドに対して、前線から猛プレスを仕掛ける韓国。相手陣地でパスミスを誘うと、そこからショートカウンターでゴールを狙った。

 それでも、素早い守備への切り替えでゴール前を固めるニュージーランドの守備網を破ることが出来ず、時間が進む。一方のニュージーランドも奪ったボールをすぐに失い、前線に張るFWクリス・ウッド(バーンリー)へとボールが届かない。

 すると韓国は、ゴール前に人数をかけるニュージーランドに対してサイド攻撃で打開を図る。前半40分、右サイドのクロスボールにMFウォン・ドゥジェ(蔚山現代)が頭で合わせてゴールを狙う。しかし、このヘディングはGKマイケル・ウート(アルメレ・シティ)の好セーブに遭った。

 韓国は立て続けにゴールへと迫る。前半43分には左サイドからのクロスにMFクォン・チャンフン(フライブルク)がダイレクトで合わせてボレーシュート。しかし、枠を大きく外れて得点とはならない。両チームともに攻めあぐねた前半はスコアレスで終了した。

 後半、前半の疲れからかプレスが弱まった韓国に対してボールを持てるようになったニュージーランド。長短のパスを使いながら前線へとボールを運び、徐々にゴールへと迫る。

 すると後半25分、MFジョー・ベル(バイキングFK)がペナルティーアーク付近から放ったシュートのこぼれ球がウッドの元へ。エースはこのボールを冷静に流し込みネットを揺らした。一度はオフサイドの判定となったが、VARの介入によりゴールが認められ、ニュージーランドが均衡を破った。

 1点を追う韓国は、攻撃に人数をかけて猛攻を仕掛けるも、ゴール前を固めたニュージーランドの守備を崩すことが出来ず、1-0でニュージーランドが初戦を白星で飾った。

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