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森保監督「もっと楽な試合にしたかったが…」苦戦の末にもぎ取った勝ち点3

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[7.22 東京五輪GL第1節 U-24日本 1-0 U-24南アフリカ 東京]

 開幕戦らしい苦しい試合をくぐり抜け、勝ち点3をなんとかもぎ取った。U-24日本代表の森保一監督は試合後のフラッシュインタビューで「もっと楽な試合にしたかったが、初戦の難しさを感じながら、相手もなかなかゴールを割らせてくれない中、我慢強く戦ってくれて次につながる試合になった」と振り返った。

 U-24日本代表は南アフリカとの大会初戦、序盤から一方的にボールを支配し、リスクマネジメントでも危なげない試合を演じたが、なかなか先制点が奪えない展開が続いた。それでも後半26分、右サイドの角度のないところからMF久保建英(R・マドリー)が突き刺したカットインシュートが決勝点となり、白星スタートを果たした。

 試合終盤には相手に攻め込まれる場面も続き、最後まで苦しかった大会初戦。また試合前を振り返れば対戦相手の南アフリカから新型コロナウイルスの陽性者が確認され、濃厚接触者も18人を数えるなど試合開催にも不安があった。それでも「常に試合があることで準備をすること。試合があるとかないとか相手のコロナ騒動で我々が惑わされないよう、自分たちで準備していこう」と意思統一していたチームはまず、価値ある一勝を手にした。

「簡単な戦いにならないことはわかったので、今日の反省を生かして次に進みたい」。そう語った指揮官は3日後に迫る次節のメキシコ戦に向けて「勝ち点3を取って第2戦に進めるというのは、チームとして良い形で次に進めるので、また最善の準備をして、思い切って戦えるようにみんなで準備していきたい」と意気込みを語った。

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