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セバージョス&ミンゲサは重症か…スペイン紙「五輪に別れを告げる可能性もある」

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MFダニ・セバージョス(R・マドリー)とDFオスカル・ミンゲサ(バルセロナ)

[7.22 東京五輪GL第1節 U-24エジプト 0-0 U-24スペイン 札幌ド]

 東京五輪優勝候補のU-24スペイン代表は22日、グループリーグ第1節のU-24エジプト戦で引き分けに終わった上、2人の負傷者を出した。スペイン紙『マルカ』は両選手について「オリンピックに別れを告げる可能性もある」と報じている。

 スペインはエジプト戦の前半7分、DFオスカル・ミンゲサ(バルセロナ)が相手MFと交錯して右足を負傷。一度はプレーを続けたものの、ハムストリングの痛みによって同23分にDFヘスス・バジェホ(R・マドリー)と交代した。さらに前半41分には背番号10でオーバーエイジのMFダニ・セバージョス(R・マドリー)が相手FWに足首を踏まれ、MFホン・モンカヨラ(オサスナ)との交代を強いられた。

 同紙によると、ミンゲサはハムストリングの肉離れ、セバージョスは左足首に重度の捻挫を負っている可能性があり、48時間以内に精密検査を受ける予定。次節のオーストラリア戦、第3節のアルゼンチン戦で「出場する可能性は極めて低い」といい、「オリンピックに別れを告げた可能性もある」と伝えている。

 試合後、ルイス・デ・ラ・フエンテ監督も両選手の状態について「進化を待たなければならないが、あまり良い状態でないように思える。重傷の可能性もあるので、とても心配している」と説明し、休養させることを明言。スペイン代表では主力のMFマルティン・スビメンディ(ソシエダ)も別メニュー調整が続いており、さらなる痛い離脱となった。

 またセバージョスが負傷した場面ではVARの介入によって一発退場かどうかを再確認するオンフィールド・レビューが行われたが、提示されたのは黄色。スペインではこの点も問題視されており、指揮官は「レフェリーやVARが(ラフプレーに対して)正義を示さないといけない。先日、VARがどのような機能を果たすかを教えてもらったが、今日はそれが行われなかった。次回は幸運に恵まれることを願う」と皮肉まじりに話した。

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