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除細動器を装着したエリクセン、インテルでの復帰は難しい? 伊連盟の医師「除細動器が外されれば…」

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MFクリスティアン・エリクセンのセリエAでの復帰は難しい?

 デンマーク代表のMFクリスティアン・エリクセンは、再びインテルでプレーするのは難しいかもしれない。22日、イタリア『カルチョメルカート』が伝えた。

 6月12日のEURO2020フィンランド戦で、試合途中にピッチに倒れたエリクセン。その場で救命措置が行われ、一命をとりとめたものの、検査の結果で植込み型除細動器(ICD)の着用を余儀なくされた。これが、今後のセリエAでのプレー続行を難しくしているという。

 イタリアサッカー連盟(FIGC)の医療委員フランチェスコ・ブラコナーロ氏は『Radio Kiss Kiss Napoli』に出演。新型コロナウイルスの現状を説明しつつ、話題はエリクセンのことに変わると、今後のプレー続行可否について言及。「現状でプレーすることは難しくなっている」と語った。

「イタリアでは、選手の健康について非常に厳密なガイドラインがある。この国ではエリクセンがプレーすることは難しい。症状が改善され、除細動器が外されれば、インテルに戻ることはできる」
 
 現在の状態でも、国が異なればプレーをすることは可能だ。アヤックスのオランダ代表DFダレイ・ブリントは2年前に心筋炎を発病。しかし、現在は除細動器を装着しながらプレーを続けている。

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