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プレミアリーグ、選手とスタッフに2度の新型コロナワクチン接種義務化へ

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 プレミアリーグの選手、スタッフ全員に新型コロナウイルスのワクチン接種が義務化されるようだ。『Goal』の取材で明らかになった。

 2020年春から猛威を振るう新型コロナウイルス。プレミアリーグは3カ月にわたる中断や日程変更などを余儀なくされ、また無観客による財政面への打撃など大きな影響を1年半にわたり受けているが、イギリスでは10月1日より『Covid pass』の提示を観客に要請するシステムを開始する予定。そして、各クラブの選手とスタッフに対してもワクチン接種を義務化するようだ。

 リーグ戦が再開された2020年6月よりプレミアリーグでは全選手に週2回の検査を実施。しかし、昨シーズン中には複数のクラブに集団感染が発生するなど試合を延期し、日程変更を余儀なくされていた。そのため、検査に加え、2回のワクチン接種を義務化することで、シーズン中の混乱を最小限にする意図がある。

 しかし、その一方で現在イギリスでは感染者が急増中。今週すでに4万6000件を超す新規感染者数を記録しており、フットボール界でもアーセナルがアメリカへの遠征を中止し、チェルシーやマンチェスター・シティからは感染者が確認されている。また、国際大会に出場した選手たちがクラブに帰還する際にはさらなる混乱が予想されている。

 なお、プレミアリーグでは新シーズンより再びスタンドを全面的に開放し、満員のサポーターで埋まったスタジアムでの試合開催を予定している。

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