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ペドリは63試合、オルモは62試合…優勝候補スペイン、主力選手の疲労が大きな問題に

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疲労が問題となっているペドリ

 U-24スペイン代表選手の試合出場数が、大きな話題となっている。

 22日に行われたオリンピック男子サッカー競技で、U-24スペイン代表はU-24エジプト代表と対戦。充実の選手層で優勝候補筆頭に挙げられるスペインだが、堅い守備を最後まで崩すことができず。スコアレスドローで初戦を終えている。

 大会前最後の試合ではU-24日本代表と対戦し、中4日で迎えたオリンピック初戦。主力選手は軒並み先発したが、試合を通じて疲労感は拭えず。さらに、前半のうちにオスカル・ミンゲサダニ・セバージョスが負傷交代を強いられるなど、厳しい一戦となった。

 そんなスペインだが、主力選手たちの試合数が問題となっている。

 この試合に先発していたペドリは今シーズン、バルセロナでラ・リーガ、チャンピオンズリーグ、コパ・デル・レイ、スーペル・コパに出場。さらにスペイン代表として、EURO2020の全6試合(決勝トーナメント3試合は延長戦まで)にフル出場している。そして今回のオリンピック初戦は、2020-21シーズンの「63」試合目となった。

『マルカ』のサム・レベリッジ記者によると、ペドリは298日間で63試合に出場したことに。2020年9月から計算すると、4日と17時間31分26秒ごとに試合を戦っていることになるようだ。またその他にも、ダニ・オルモは62試合目、パウ・トーレスは58試合目、ウナイ・シモンは57試合目、ミケル・オヤルサバルは56試合目と、EURO出場組の疲労は「大きな問題」となっているようだ。

 スペインはこの後25日、第2節でアルゼンチンを下したオーストラリアと対戦する。

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