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“ミトマエダ”が完全復活へ、また一歩!! リスタートのU-24日本代表、冨安は練習場に姿現さず

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MF三笘薫(川崎F)とFW前田大然(横浜FM)

 U-24日本代表は23日、25日に行われる東京五輪グループリーグ第2節U-24メキシコ戦に向けてトレーニングを行った。

 前日に行われたGL初戦・南アフリカ戦で、MF久保建英(レアル・マドリー)のゴールを守り抜き、1-0の完封勝利を収めて白星スタートを切ったU-24日本代表。同試合に先発した11人と試合前日に左足首を負傷したDF冨安健洋(ボローニャ)は練習場に姿を現さず。ホテルでの調整となった。

 GK大迫敬介(広島)、GK鈴木彩艶(浦和)、DF町田浩樹(鹿島)、DF旗手怜央(川崎F)、DF橋岡大樹(シントトロイデン)、DF瀬古歩夢(C大阪)、MF相馬勇紀(名古屋)、MF三笘薫(川崎F)、FW前田大然(横浜FM)、FW上田綺世(鹿島)の10選手で練習をスタート。

 鳥かごやダッシュ、パス回しなどで体を温めると、右に橋岡、左に相馬らを配置してクロスからのシュート練習。その後、相馬と上田が全体練習を切り上げると、2人1組となり、2対1からのシュート練習に移行した。

 ここまで、右太ももの張りを訴えて別メニュー調整が続いていた三笘も全メニューを消化。クロスからのシュート練習でネットを揺らすだけでなく、鋭いドリブルからフィニッシュに持ち込む姿を見せるなど、調子は上向きの様子だ。

 森保一監督は、三笘の状況を「試合前日の練習のときにミニゲームに入れる状態でプレーしてくれている。ただ、100パーセントではないと思うので、コンディションを見て、次の試合に起用するかどうか、メンバー入りするかどうかを決めていきたい」と話している。

 また、5日から行われた事前合宿では、脳震とうからの復帰プログラムをこなし、調整が遅れていた前田もコンディションを上げている。2対1のシュート練習では、三笘&前田コンビが最もゴールを上げて“優勝”するなど、頼れるアタッカーの完全復活が近付いていることを印象付けた。

(取材・文 折戸岳彦)
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