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U-21独代表のアペルカンプ真大、生まれ故郷への思いは?「15歳まで日本で過ごしましたが…」

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MFアペルカンプ真大が生まれ故郷への思いを語る

 ブンデスリーガ2部デュッセルドルフは22日、U-21ドイツ代表MFのアペルカンプ真大との契約が2026年までの延長に至ったことを発表。クラブの公式ウェブサイトには選手とのインタビューが掲載されている。

 ドイツ人の父、日本人の母を持つアペルカンプは2015年からデュッセルドルフでプレーする現在20歳のMF。プロデビュー果たした昨シーズン、筋肉系の負傷に苦しみながらもリーグ戦21試合に出場、6ゴールをマークするなど活躍を見せた。シーズン終盤は4試合連続ゴールを決めると、出場はなかったもののU-21ユーロを制したドイツのメンバー入りも果たしている。

 そんなアペルカンプだが、5年間の契約延長については1年前までは「まったく想像していませんでした」とコメント。「ここ数週間、数カ月間、僕に起きたことをとても幸せに思います。15歳のとき、まだ少年だった自分がフォルトゥナのアカデミーに移籍したころのことを覚えています。そして、ここまで来ることができました。この展開は嬉しく思います」と語りつつ、「ただ、まだ始まったばかりです」と今後に向けての意気込みを示した。

 インタビューでは生まれ故郷の「日本への思い入れは今も強いか」とも問われたアペルカンプ。U-18日本代表での出場歴もある同選手は「はい、とても」と返すと、「僕は15歳まで日本で過ごしましたが、素晴らしい時間でした。ドイツやデュッセルドルフで日本との関わりがあると、いつも嬉しくなります。自分の中にはまだ日本の要素が多く残っています」と明かしている。

 東京五輪後には川崎フロンターレからの期限付き移籍でU-24日本代表MF田中碧がチームに合流。ドイツ国内では最も多くの日本人が住むことで知られるデュッセルドルフ市に所在するクラブだが、アペルカンプは今後、日本との関わりがさらに増えそうだ。

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