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初戦なでしことドローのカナダが初白星…チリは2連敗と厳しい状況に

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カナダ女子代表が今大会初勝利

[7.24 東京五輪GL第2節 チリ女子 1-2 カナダ女子 札幌ド]

 東京五輪のサッカー女子は24日、グループリーグ第2節を行い、なでしこジャパンと同組となるE組ではチリ女子代表と対戦したカナダ女子代表が2-1の勝利を収め、今大会初白星を獲得した。

 21日の第1節でカナダはなでしこジャパンと1-1のドロー、チリはイギリスに0-2の完封負けを喫し、第2節を迎えた。前半20分、カナダがPKを獲得したものの、キッカーを務めたFWジャニン・ベッキーのシュートはポストを叩いてしまい、先制の好機を逸してしまう。

 しかし、前半39分にカナダが先制に成功。右サイドを突破したFWニシェル・プリンスのクロスはGKクリスティアネ・エンドレルに弾かれるが、こぼれ球を拾ったベッキーが右足のシュートを突き刺してスコアを1-0とした。

 1-0のまま後半を迎えると、同2分、プリンスのスルーパスから最終ライン裏に抜け出したベッキーが飛び出したエンドレルまでかわし、右足で流し込んでリードを2点差に広げる。しかし、同11分にチリにPKが与えられると、キッカーを務めたMFカレン・アラヤがきっちり沈めて1点差に詰め寄った。

 その後もゴールを脅かす場面を作ったチリだったが、同点に追い付くことはできず。逃げ切ったカナダが2-1の勝利を収めた。

(取材・文 折戸岳彦)
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