beacon

鳥栖逃げ切り失敗、VARでゴール取り消しも…C大阪は執念ドローも9戦勝ちなし

このエントリーをはてなブックマークに追加

[7.24 J1第22節延期分 鳥栖3-3C大阪 駅前スタ]

 サガン鳥栖セレッソ大阪の一戦は、3-3の引き分けに終わった。鳥栖は2戦ぶりのドローで3戦負けなし。C大阪は4戦連続ドローで9戦勝ちなしとなった。

 鳥栖が開始1分に満たない、45秒で先制点を奪った。自陣でボールを奪った鳥栖は、右サイドのMF小屋松知哉にロングボールが出る。小屋松はゴール前に走り込むFW酒井宣福に鋭いパスを出すと、倒れ込みながら右足で流し込み、スコアを動かした。

 酒井は3戦連発。ゴール後には20日に第4子が誕生したGK守田達弥を祝福するゆりかごダンスが披露された。

 さらに鳥栖は前半8分、相手のクリアボールを拾ったDF大畑歩夢が入れ直すと、ファーサイドにフリーで入り込んだ小屋松が難なく流し込み、あっという間にリードを2点に広げた。

 C大阪も前半18分に右サイドでMF坂元達裕がカットしたボールがエリア内のFW加藤陸次樹にこぼれる。思い切って狙ったシュートはDFエドゥアルドに当たってディフレクション。ゴール左隅に吸い込まれ、1点を返す。

 しかし鳥栖は前半終了間際のアディショナルタイム1分、カウンターからMF樋口雄太が持ち込んでエリア手前から思い切って狙う。これが一直線にゴールネットに突き刺さり、鳥栖が再びリードを2点として後半に折り返した。

 後半も最初のチャンスは鳥栖。11分、左CKのこぼれ球をエドゥアルドが蹴り込んでゴールネットを揺らす。だがVARのチェックが入ると、エドゥアルドのハンドが判明。オンフィールドレビュー後に主審がノーゴールを告げ、試合が再開された。

 すると流れはC大阪に傾きだす。まずは後半24分にMF原川力のFKがクロスバーを直撃。惜しくも決まらなかったが、こぼれ球を繋いだC大阪は加藤がこの日2点目を蹴り込んで、1点差に詰め寄る。

 後半31分に鳥栖はエリア内右に入った樋口が逆サイドを狙うシュートを放つが、ポストを叩いて外れていく。逆にC大阪は同42分、エリア内で競り合った坂元がMF仙頭啓矢に倒されてPKを獲得。仙頭もユニフォームを引っ張られていたと主張するが、判定は覆らず。これを坂元自らが蹴り込んで、ドローに持ち込んだ。
★日程や順位表、得点ランキングをチェック!!
●2021シーズンJリーグ特集ページ
●“初月無料”DAZNならJ1、J2、J3全試合をライブ配信!!

TOP