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日本女子vsイギリス女子 試合後の高倉麻子監督会見要旨

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なでしこじゃぱんの高倉麻子監督

 なでしこジャパン(日本女子代表)は24日、東京五輪グループリーグ第2節でイギリス女子代表と対戦し、0-1で敗れた。試合後、高倉麻子監督が会見に出席した。

 以下、会見要旨

――後半につながる固い守備で良い形で入ったと思うが、前回からの修正点。勝敗を分けたポイントは。
「今日は本当にイギリスという素晴らしい相手だったので、厳しい試合になると選手と共有しながら、ディフェンスを組織して、粘り強く戦っていこうという中で、前半は非常によく集中して、プランどおり無失点という形で帰ってきて、後半もう少し前に人数を賭けながら、ゴール前に侵入していく場面を増やしていこうと後半に入ったが、やはり相手の攻撃の持ち出しや前への推進力で、少し受けに回る時間が長くなったと感じた。その中で相手のストロングであるクロスのところ、非常によく集中していたが、そこの一発というところで、ゲームを決められたのは非常に悔しい。ただ、前回の試合に比べると、守備の集中度もそうだし、ゲーム全体として、チームとして、もう少し前に人数をかけながら、アグレッシブに戦っていこうという部分は改善されたのかなと思うので、次に向かって全員で修正して戦っていきたいと思う」

――初戦から中盤の構成を変えて杉田選手、林選手を起用した意図。
「予選リーグ3試合をプランする中で1戦目を戦って、チームのバランスであったり、選手のコンディション、プレーの調子の良さを考えたときに、今日はこのメンバーがベストだと選んだ。アグレッシブに攻撃に行きたかったし、元々バックアップだった林も含めて22人で戦うと決めているので。前回の先発と力が劣ったとはまったく思わないし、今後も調子の良い選手をよく観察しながら、チームでベストと思える布陣と、ゲームの始め方、終わり方を含めて、しっかりプランを持ってゲームを進めていきたい」

――GKを変更した理由。
「GKも第1GK、第2GKは決まっているところもあるが、チームの事情もあるので、今回は山下でいくことにしました」

(取材・文 折戸岳彦)
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