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[MOM3525]讃岐U-18FW小山聖也(3年)_ゴールに絡む活躍。圧倒的存在感

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カマタマーレ讃岐U-18FW小山聖也は決勝点に絡んだ

[高校サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[7.26 日本クラブユース選手権(U-18)GS第2節 讃岐U-18 1-0 仙台ユース 敷島補助]

 浦和ユース戦ではハットトリック達成。この日もゴールこそ無かったが、パワフルなドリブル突破で相手選手を何度も置き去りにし、両チーム出場選手の中で最多の6本のシュートを放ち、FW岩佐麟太郎(3年)のゴールもお膳立て。カマタマーレ讃岐U-18のエースストライカー、FW小山聖也(3年)はこの日も圧倒的な存在感を見せつけた。

 プリンスリーグ四国でも7試合14ゴールで得点王争いトップを独走中。「3年生になってから得点感覚が身につきました。石田英之前監督や、関原凌河監督から教わったことをやってみたら、点が取れるようになりました」と指導者へ感謝の気持ちを語る。

 関原監督も小山について「元々持っている能力は高かったのですが、今年はより得点を強く求めるように伝えたところ、うまくゴールが取れるようになり、点を取ることによって自信を深めていきました。以前は足下でボールを受けてドリブルするだけでしたが、背後に抜け出したり、相手を背負ったり、人が嫌がるようなゴールを取れるプレーが増えて、質を高めてくれています」と急成長を見せていることを評価。7月2日にはトップチーム2種登録選手にもなっているクラブ期待のストライカーだ。

 だからこそこの試合、多くの決定機をつくりながら自身のゴールが無かったことを悔やんでいた。「シュートは打てていましたが、決められず悔しいです。点を取れないとFWじゃありません。チームの勝ちが一番ですが、ゴールにこだわって勝てるように頑張っていきたいです」と語る。重戦車のようなパワフルなドリブル突破と、強烈なシュートで四国を席巻したストライカーは、全国大会でもゴールを求め続ける。
 
(取材・文 小林健志)
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