アヤックスのU-24ブラジル代表FWアントニーにバイエルンが関心を寄せるようだ。ブラジル『Globo Esporte』が伝えた。

　昨夏に1600万ユーロ(約21億円)でサンパウロからアヤックスに加入したアントニー。ヨーロッパ挑戦1年目から、エールディビジ32試合で9ゴール8アシストを記録してチームのリーグ優勝に貢献した。さらに、現在開催される東京オリンピックのブラジルチームにも選出され、ここまで得点やアシストこそないものの、2試合連続でスタメンでプレーする。

　そんな注目集める21歳のウィンガーに対して興味を示すのがバイエルン。同メディアによると、ドイツ王者はすでにアヤックスとアントニーの移籍に向けて話し合いの場を設けているようだ。

　ただし、アヤックスは将来的にセレソンの中心選手になる可能性のあるアントニーの移籍金として3000万ユーロ(約39億円)の支払いを求めると考えられているが、バイエルンはこの金額を過剰なものと見なすようだ。

　なお、アントニーがアヤックスから新天地を求めることになれば、元所属先のサンパウロは売却額の20%を受け取れる契約を結んでいる。

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