ユベントスがマヌエル・ロカテッリ獲得に向けてサッスオーロとの交渉に臨むようだ。『Goal』の取材で明らかになった。

　昨シーズンにサッスオーロで好パフォーマンスを披露し、EURO2020ではイタリア代表に選出され、2戦目のスイス戦での2ゴールをはじめ、優勝したチームの中で確かなインパクトを残したロカテッリ。この活躍を受け、今夏の移籍市場でその去就に注目が集まっている。

　そんな23歳のイタリア代表MFに特に強い関心を寄せるのがユベントス。ロカテッリを今夏の移籍市場のナンバーワンターゲットにする同クラブは、サッスオーロに対して3000万ユーロ(約39億円)の買取オプションが付帯した2年間のローン移籍のオファーを送ったが、拒否されていた。

　サッスオーロは2023年までの契約を残す同選手に対して最低でも移籍金4000万ユーロ(約52億円)の完全移籍を求める中、ユベントスの関係者が28日、もしくは29日にサッスオーロ側とプレシーズン中の移籍成立を目指して交渉を行うことが判明した。

　なお、ロカテッリに対してはアーセナルも獲得に強い関心を持つことがわかっているものの、同選手はUEFAチャンピオンズリーグ出場権を持つユベントス行きをより望むと考えられている。

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