横浜F・マリノスは29日、関東学院大の3年生FW村上悠緋の23年新加入を発表した。27日付で特別指定選手としての登録も完了している。

　村上は2000年12月19日生まれ、北海道出身の20歳。北海道大谷室蘭高から関東学院大に進学すると、関東2部で1年目から出場。1年目は8試合で1得点だったが、2年目に22試合で20得点を決めて一気にブレイク。2位に6ゴール差をつける得点王を獲得した。

　今季は横浜FMの練習生としてエリートリーグに参加。5月10日の浦和戦ではハットトリックを記録するなど、アピールを続けていた。身長177cm、体重69kg。

　クラブを通じ「幼い頃からの夢であるプロサッカー選手というキャリアを、この歴史ある素晴らしいクラブでスタートできることに、自分自身大変うれしく思います。また、家族、友人、指導者、自分に携わってくれた全ての方々に感謝し、横浜F・マリノスと提携している関東学院大学で培ったことをすべて出して、少しでも恩返しができるように全力でプレーしていきます」とコメント。

　さらに「自分の力を精一杯発揮し、横浜F・マリノスの勝利のために全力を尽くします!応援よろしくお願いします」とファン、サポーターへのメッセージを送った。

　横浜FMと関東学院大は2006年より提携。16年にはFW富樫敬真(現長崎)が初の入団を果たしている。

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