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285日前に“旅に出た”ファン・ダイク、待望復帰に「自分の気持ちを表現するのは難しい」

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復帰を果たしたDFフィルヒル・ファン・ダイク

 リバプールは29日、プレシーズンマッチでヘルタ・ベルリンと対決し、3-4で敗れた。3トップの一角で先発出場したFW南野拓実は前半42分に一時同点となるゴールを挙げ、ハーフタイムまでプレー。また、後半24分には負傷明けのDFフィルヒル・ファン・ダイクとDFジョー・ゴメスが復帰を果たした。

 ファン・ダイクは昨年10月のエバートン戦で相手GKと衝突し、右膝前十字靭帯を損傷。手術を受け、9か月間の離脱を余儀なくされていた。ゴメスも昨年11月のイングランド代表でのトレーニング中に左膝を負傷。8か月にわたってチームを離れていた。

 両選手はプレシーズンで練習をこなしながらもテストマッチのピッチに立てずにいたが、今回のヘルタ・ベルリン戦で待望の出場。リバプールは3位に終わった昨季プレミアリーグで38試合42失点と守備が崩れていただけに、2人のカムバックは新シーズンに向けて明るい材料だ。

 イギリス『BBC』によると、ユルゲン・クロップ監督はファン・ダイクとゴメスの復帰について「気分がいい」と語り、「フィルジ(ファン・ダイクの愛称)は260日、ジョーはそれより少ないが、長らくサッカーをしていなかったから、彼らが戻ってきてくれて嬉しいよ。これは本当に重要な第一歩だ」と喜んでいる。

 また、ファン・ダイクも試合後に自身のツイッター(@VirgilvDijk)で「285日前、僕はプレーに復帰するための旅に出た。自分の気持ちを表現するのは難しいけど、僕にとって重要なのは、多くの素晴らしい人たちに支えられたということだ」と周囲への感謝を示した。

 リバプールは今後、ボローニャ、ビルバオ、オサスナとのプレシーズンマッチを経て、8月14日のノリッジ戦でプレミアリーグ開幕を迎える。

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