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オーストラリア女子が延長接戦を制してベスト4! GL首位通過イギリスとの激戦を4-3で勝ち越す

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オーストラリア女子がベスト4

[7.30 東京五輪準々決勝 イギリス女子 3-4 オーストラリア女子 カシマ]

 東京五輪のサッカー女子は30日、準々決勝を行い、イギリス女子代表とオーストラリア女子代表の対戦は延長戦の末、オーストラリアが4-3で勝利した。

 グループリーグを首位で通過したイギリスが序盤から攻勢を強め、ゴールを狙うが、得点はできず。逆に先制したのはオーストラリア。前半35分に右CKをDFアラナ・ケネディが頭で合わせ、ゴールネットを揺らしてみせた。

 前半をリードされたまま折り返したイギリスは、後半から反撃を開始する。後半12分、右サイドからのクロスをFWエレン・ホワイトがヘディングシュートで同点ゴール。さらに同21分には再びホワイトが逆転ゴールを沈め、2-1と試合をひっくり返した。

 だが、試合終盤に再び試合は振り出しに。オーストラリアは後半44分、後方からロングボールを入れ込み、パワープレーを敢行。FWサム・サマンサがPA内からシュートを決め、2-2と同点に追いつく。試合は90分で決着つかず、延長戦に突入した。

 イギリスは延長前半10分にPKを獲得。しかし、オーストラリアGKティーガン・マイカの活躍で得点を奪うことはできない。逆に、オーストラリアは同13分、パスの応酬からFWメアリー・ファウラーがPA手前で左足シュート。相手選手に当たったボールは軌道を変え、そのままゴールに吸い込まれた。

 さらにオーストラリアが点差を広げる。延長後半1分、左サイドからのクロスをサマンサが合わせ、この試合2点目で4-2にした。だが、イギリスも同10分にホワイトがヘディングシュートでハットトリック達成。3-4と点差を縮める。

 両者オープンな展開のまま、試合は120分間終了。オーストラリアが4-3で逃げ切り、準決勝に駒を進めた。

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