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ベルギー1部で昨季活躍のアタッカーたち、国外移籍は未だに0人。「移籍待つ鈴木優磨も…」

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シントトロイデンに所属するFW鈴木優磨

 欧州主要リーグへのステップアップの場としても知られるジュピラー・プロ・リーグは先日、新シーズンの開幕を迎えた。だが、それぞれのクラブで活躍し、昨季のスコアポイント(ゴール&アシスト)で上位にランクインしたアタッカーたちはここまで誰一人国外リーグへ赴いていない。

 ベルギー『voetbalkrant』は、ゲンク所属のナイジェリア代表FWポール・オヌアチュ(昨季29ゴール3アシスト)が首位に立つ、昨季最も多くのスコアポイントを記録した選手たちのトップ10を掲載。同じくゲンクの日本代表MF伊東純也は8位(10G11A)につけ、シントトロイデンFW鈴木優磨は9位(17G3A)にランクインしている。

 しかし、その中で今夏に移籍が実現したのはズルテ・ワヘレムから同リーグの「20キロ先のゲント」へ向かったFWジァンニ・ブルーノのみ。同メディアはこの現状について、「多くの選手は良いオファーが届けば、ベルギーのクラブからの退団が許されているだけに注目すべき」だと伝え、こう続けた。

「イングランドに行きたがっている(ルーベンFW)トマス・アンリを見ると良い。ゲンクに利益をもたらせば移籍が許されるトップスコアラーのオヌアチュも同じだ。ロマン・ヤレムチュクも(所属クラブのゲントと)話がついており、移籍を待つユウマ・スズキはシントトロイデンではもはやプレーしていない」

 一方、記事を「移籍市場における嵐の前の静けさ?」と題した『voetbalkrant』はマーケットが動き出すのはこれからと見ている様子。今夏はコロナ禍やEURO2020の開催が響き、取り引きがまとまるのもウインドーの終盤となるかもしれない。

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