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PK死闘制して4強へ…森保監督「選手たちが粘り強く戦い抜いてくれた」

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[7.31 東京五輪準々決勝 U-24日本 0-0(PK4-2) U-24ニュージーランド カシマ]

 PK戦にもつれ込んだ死闘を制し、東京五輪ベスト4にたどり着いた。試合後、U-24日本代表の森保一監督はフラッシュインタビューで「できれば90分でゴールを決めて勝ちたいところだったが、ニュージーランドも非常にいいチームで粘り強く戦ってきて、ゴールをこじ開けられない展開の中、ピンチもいっぱいあったが、選手たちが無失点に抑えながら勝利を目指して戦ってくれたことがPKでの勝利につながった」と振り返った。

 前後半で効果的な布陣を敷いてきたニュージーランドを相手に、攻撃がなかなか機能せず120分間でノーゴール。「こじ開けるという部分ではカウンターからチャンスを作ったし、中央からは行けなかったが、サイドから決定的なシーンを何度か作った。相手も粘ってプレッシャーをかけてきたので決めるのが難しかったのかなと思う」(森保監督)。交代選手を投入しながらも、最後まで相手守備陣を割ることができなかった。

 それでもなんとかPK戦を制し、銀メダル以上を確定させるメダルマッチへの切符を掴んだ。「選手たちが粘り強く戦い抜いてくれた」と選手たちを称えた指揮官は「スペイン戦も非常にタフな試合になると思うが、これまでやってきたようにタフで粘り強く、チーム一丸となって最後まで戦い抜くというところをチームで共有して、見てくださっている方々にも伝えながら勝って決勝に進みたい」と意気込みを語った。

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