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ドルトムントの16歳神童、報道されるたびに引退も考えた“禁断ワード”明かす

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FWユスファ・ムココが過去の苦悩を明かした

 ドルトムントのFWユスファ・ムココ(16)がドイツ『WAZ』のインタビューに応じ、プロデビュー1年目で味わった苦悩を明かした。フランス『Onze Mondial』が伝えている。

 ドイツとカメルーンの国籍を持つムココは、12歳だった2016年7月からドルトムントのユースに所属し、昨年11月にブンデスリーガ最年少出場記録の16歳1日でトップチームデビュー。12月のUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)でも16歳18日で大会史上最年少デビューを果たすと、同月にはブンデスリーガ史上最年少となる16歳28日で初得点をマークした。

 そのハイレベルなパフォーマンスから、自身の年齢を疑う声もあったようだ。

 ムココは当時を振り返り、「最初の頃は、特に年齢を話題にした報道が僕にとって非常にストレスだった。もうそんな目に遭いたくないと思った。やめたいと思った」と語っている。

 それでも「コーチのセバスチャン・ゲパートがたくさん助けてくれて、サポートしてくれた。ピッチでは全てを忘れることができた」と周囲の支えもあり、立ち直ることができたようだ。

 昨季はブンデスリーガ14試合に出場し、3得点を記録。ムココは今季に向け、「最初のシーズンよりも多くの出場時間を得て、より多くのゴールとアシストを決めたい。チームが僕を必要とするときには、常にそこにいたいと思っている。もちろん難しいこともあるだろうが、自分の能力に自信を持たなければならない」と決意を示した。

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